カペルミュール プレミアムサーモグローブV2 KPGS051 レビュー

カペルミュールのサイクルグローブは非常に素晴らしい。暖かさという機能面もさることながら、デザイン的にもカバー範囲が広い。スポーツバイクでの利用はもちろんだけど、普段着でもそれほど違和感なく合わせることが出来るし、逆にジャージみたいなスポーティな格好でも普通に使えてしまう。運動以外の普段用にもう少し上品なものを探してみてはいたんだけど、これがなかなか見つからない。機能性とデザインを兼ねて、且つスマホも触れるものとなると、ほとんど候補は残らない。

ブロクを見返すと購入したのは2年前の冬で、そのスペックの高さを大絶賛している。試着もせずに見た目だけで選んだので、当たりを引いたときの嬉しさもひとしお。寒がりなのにポケットに手を入れるのが嫌いな自分にとっては、特別寒い今年の冬も手放せないグローブだった。ポケットに手を入れてると拘束されているみたいで窮屈に感じるんですよねえ。ちょっとでも外を歩くときは必ずカペルミュールのグローブを付けていたので稼働率は非常に高い状況。そして、その事故は起きてしまった。

いつも通り退社して駅まで向かう間グローブを付けて歩く。満員の電車に乗る時は手を使いたいのでグローブを外してポケットにしまう。電車を降りて大好きなグローブを付けようとすると・・・何と片方しかない!非常に気に入ってただけに、そのときの絶望感たるや。気に入ったグローブを手に入れて安心仕切っていたんだけど、一番の敵はロストだったか。それでもなくしたのは電車内だし、あとで遺失物確認すれば見つかるんじゃないかなあと楽観していた。電話すると数日後に集荷するらしいから週明けに来いと。

翌週最優先で遺失物センターに相談に行く。ちょうど日付の変わり目くらいだったので、前後両日の遺失物に目を通す。グローブって毎日山のように届けられるんだねえ。そして最後のひとかたまりを見終わっても自分のグローブは見つからない。楽観が再び絶望に変わる瞬間。新たなものを探さないといけないか。一方で遺失物管理のアナログなこと。残った方を持っていったんだけど写真撮ったりもしてくれない。後日届けられたらゴミになるだけ。諦めきれず、もっと大きな単位で遺失物を管理するサービス作れないか夢想。

やむなく新しいグローブを探し始める。よくよく考えると2年前の製品だし、まだ同じものが売っているんじゃないかと。探してみると同じものではなかったが、プレミアムサーモグローブV2という後継の製品が見つかる!おお、もう絶対これにするしかないじゃん。型番は KPGS015 > KPGS051 という変化。何、このルール。デザインは手のひらにデザインされていた獅子が右手の甲からサイドにかけた辺りに移動。そして手のひらは滑り止め用の加工がしっかりとなされている。これはやばい進化。

今回も同じサイズを選んだんだけど、その加工のせいか若干きつめに感じる。とはいえ、本当にきつかったサイクルグローブもあったので、それに比べれば全然許容範囲。前作よりは若干きつくなったかもというレベル。通常時の暖かさは健在で、スマホの操作は若干やりにくくなったような。ただ、指紋認証が使えなくなるので、いつも外して操作してしまっている。いざというときには操作できる、くらいの位置付けと考えてもよいかも。iPhone X以降であればグローブのままでも便利だったりするのだろうか。私はandroidだけど。

自転車での利用はグリップしやすくなった分、使いやすくなったように思う。この時期だと寒さの感覚の方が強いから暖かければそれ以外はどうでもよくなるけどw 今年は例年に増して寒いせいか、グローブしてても少し寒いときはある。しかし、数分動いてるとすぐ暖かくなるので、それもあまり気にならない。むしろ歩いているときの方が寒く感じるときがあるかも。奇しくも気に入ったグローブを数年の間に2回買うことになったが、それでも損した気にはさせない素晴らしいグローブ。今度は絶対なくさないw

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