キッズケータイ HW-01G レビュー

子供の携帯を何歳から持たせようかというのは、どの親も抱えている悩みだと思う。自分も改めてこの問題を考え直す機会があった。先月行ったスキーで濃霧の中を滑ることになり、ついつい長男先行で滑らせてしまった。何度も滑っていた場所にも関わらず、長男は降りる場所を間違えてしまい、合流が数10分ほど遅れた。次男も一緒にいたので探しに行くことも出来ず、濃霧で視界も悪いため見渡すこともできず。結果的には長男が何とか分岐点まで登ってきて、本来の合流場所に現れたので事なきをえた。

どこかで怪我してしまったのか、あるいは合流場所を間違えて先に降りてしまったのかという懸念、そして早く滑ろうと急かす次男がうるさいのも加わって、この数10分間が死ぬほど長く感じた。こういった問題が全て携帯電話で片付く訳ではないとは思うものの、そういったものを利用する事で改善するのかどうかを試してみたくなるには充分だった。小学二年生になった長男が今後も行動範囲を広げていく事は明白。にもかかわらず携帯の負の側面のみを危惧して持たさずに、再会するまでひたすら悲観的な妄想に悩み続けるというのは不合理に感じた。

という訳で、早速いきつけのドコモショップへ。飛び込みで行っても対応してもらえないので、事前に来店予約はしておく。選択肢としては、キッズケータイ、キッズスマホ、ドコッチ辺り。話を聞いてみると、キッズケータイはとにかく安い。キッズスマホはスマホの癖に制限が多くて高い。どうせ買うなら普通のスマホがいいだろうが、さすがに小学二年生にはオーバースペック過ぎるので不要。ドコッチはスマートウォッチなんだけど、音声通話ができないのが致命的。結論としてキッズケータイのHW-01Gに決定した。

初期費用が3200円の本体代と3000円の事務手数料。月額費用は12ヶ月間無料で、翌年から基本料金の743円がかかるだけ。圧倒的なランニングコストの低さに迷う余地もない。本体は子供向けに相当頑丈な作りなので故障は大丈夫そう。懸念は本体の紛失で、これが最も怖い。再購入になると15000円くらいかかるらしい。保険に入るのも手なんだけど、それで2年払い続けるとそれなりの額になるから絶対なくすな!と言い聞かせて入らず。
※実際はなくさずに済むような運用方法を親が考えるつもり。

続いて、家内のスマホにイマドコサーチのオプションを設定してもらう。こちらも家内の月額に200円が追加される。検索の度に5円かかるのはイマイチだが、ゼロ円にして検索され続けるとインフラ的に困ってしまうのだろう。以上で準備は整い、長男に初めての携帯をプレゼントした。機能的には、登録した電話番号への発信と着信、SMS送信くらいだが、子供が使うには必要充分。長男は早速携帯を所持して、友達と遊びに公園へ。いつも遊んでる2人も携帯を持っていたようで、3人で見せ合ってみると全員同じ携帯だったとの事w

ドコモ キッズ割

こちらの画像はwww.nttdocomo.co.jpより引用しています。

紛失の問題を考えれば、腕に固定できるスマートウォッチの方が子供との相性はよさそう。なくさないように仕舞い込んでしまうと、肝心なときに着信に気付かないという心配もある。大人用のスマートウォッチは未だ趣味レベルのものだが、子供用のスマートウォッチは実用に至る可能性が高い。auから発表された『mamorino Watch』は見た目的に年齢は限られそうだが、そのコンセプトはドコッチの弱点を充分に改善している。個人的に一番楽しみにしているデバイスはBiglobeが開発しているcocolisで、こちらは見た目も悪くない。

長男はまだしっかりしている方で、うちの次男は輪をかけて大雑把。この子に携帯を持たすのはさすがに不安なので、次男が幼稚園を卒業するくらいまでにcocolisの発売をよろしくお願いしますw

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