バスケ オールジャパン 2016

WOWOWをやめてからNBA視聴に追われる日々から解放されて、日本のバスケも見るようになった。以前も触れたようにアジア選手権を見たおかげで、日本の代表レベルの選手も頭に入ったし。という訳で、1月上旬に放送された男子および女子の準決勝と決勝をのんびりと録画で見た。こんなに遅くなったのは正月に録り貯めた録画の消化にたっぷり時間を取られたからだw

放送は女子の準決勝から始まるが、アジア選手権での快挙は喜ばしかったものの、実は試合は見れなかったので非常に楽しみ。注目は何と言ってもJX-ENEOSの渡嘉敷来夢。準決勝はシャンソンが相手だったが、渡嘉敷の存在感はサイズ以上のものだった。女子の中で193cmというのが飛び抜けているにもかかわらず、ポストプレーだけでなく、ドライブやミドルシュートまで器用にこなす。これでは手を付けられないのも当然で、シャンソンを圧倒する。

そして、決勝はデンソーが相手。準決勝の富士通でいい動きを見せたセンターの高田とのマッチアップが楽しみ。10cmのビハインドをものともせず、果敢に得点を重ねるが、点差はそうそう縮まらない。終わってみれば、やはりJX-ENEOSが決勝も圧倒する結果となった。対戦成績を見返してみれば、どの試合も大差で勝ち抜いているので、日本の中では頭一つ出ている存在なのだろう。

男子の準決勝はトヨタとアイシンの対戦から。トヨタの田中が頑張る中、アイシンは桜木、比江島、金丸で得点を重ねてくイメージ。特に桜木は中外だけでなくパスも上手く、年齢を感じさせない活躍。延長までもつれるが、最終的には外が落ち始める田中に対して、中で勝負できる桜木が確実に点を加えて逃げ切った。次の準決勝は田臥率いるリンク栃木と東芝の対戦。田臥の安定感は健在で、ルーズボールに食らいつく気迫あふれるプレイも見せてくれた。驚いたのはロシターという外国人選手。206cmのサイズがありながら、ボール運びまでやるような器用さ。一進一退の試合運びだったが、最後はリンク栃木が競り勝つ。

という訳で決勝はアイシンとリンク栃木。アイシンの橋本はアジア選手権でも田臥の交代要員としてガードを務めていたので、この二人の対決も注目。しかし、この試合では田臥の安定感に若干の陰りが。ボール運びでカットされたり、パスミスしたりと余り見なかった光景。そのせいか前半は一進一退だったものの、後半から徐々に流れを奪えなくなる。アイシンとしては準決勝と同じくペイント内での強さを見せつけ、確実に点を重ねていく。そのまま点差をキープしたアイシンが優勝した。

刻一刻とB.LEAGUEの開催が近づく中で、こういう形で日本のバスケをどんどん盛り上げていって欲しい。次はオリンピック最終予選かな。

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