Amazon Fire TV Stick 4K vs NVIDIA Shield TV 比較 性能編

前回購入したAmazon Fire TV Stick 4KがNVIDIA Shieldの代替となりうるか検証していく。少なくともGameStreamが使えないことは間違いないけど、その代わりにFire TVではバスケットLIVEのアプリが動く。どちらを優先するかは、その時々ということでもよい訳で。Fire TVでGameStreamを動かすのは絶対無理だろうけど、NVIDIA ShieldでバスケットLIVEなら動いちゃいそうな気もする。という訳で、NVIDIA Shieldで頻繁に利用しているアプリの使用感をFire TVで確認していく。

NVIDIA Shieldというか、Android TV上で利用しているアプリは今となっては意外と少なく、Prime VideoとKodiくらいだったりする。さすがにPrime Videoが動作しないってことはないだろうけど、一応確認くらいは。心なしか音楽がきれいな気がするけど、こんなもんだったっけ。映像の再生ももちろん問題ない。BRAVIAのandroidでPrime Videoを動かすと結構な頻度でカクついたりしたんだよね。まあ、どちらかとえばBRAVIAのandroid用CPUが特別に貧弱ということで。

続いて念願のバスケットLIVE。全シーズンは毎週欠かさず見ていたのに、スポナビライブの終了と共にほとんど見ない状態に。やっぱり普段使っているAndroid TVで気軽に再生出来ないとなかなか見れない。Fire TVにのみバスケットLIVEのandroidアプリが提供されている。Fire TVで見る限りは、画質も遅延もまったく問題なし。快適に試合を鑑賞することが出来ました。しかし、スポナビライブの頃から変わらずレジュームが出来ない。10分単位で飛ばせるから、前よりはマシだけど、そんなに難しいことなんですかねえ。

そして最も頻繁に使うKodi。テレビ放送の録画やビデオカメラで撮影した動画などの再生に使っている。ネットワーク越しのストレージをsamba経由で参照する形。テレビ放送の録画については通常通り動作したのだが、問題はビデオ撮影した動画。ソニーのαで撮影した動画が4k100pというなかなかの重いデータ。BRAVIAでもこいつの撮影は諦めたんだけど、Fire TVだとどうだろうか。言うまでもなく頻繁に画面が停止してしまって見るに耐えない。最低限、有線の1Gbpsにしないとダメなのかな。

Fire TV用のLANアダプターは100Mbpsまでで、他のAndroid TV用製品も知っている限り100Mbpsのものばかり。やっぱりAndroid TVを1Gbps有線化するのは無理なのかなあ。と思ったら、マイクロUSBからタイプAのUSBを分岐するOTGケーブルという製品の存在を知った。おあつらえ向きに給電端子が付いているものもある。これでPC用のLANアダプターをAndroid TVに接続できる訳だ。アマゾンで今回の要件に合致するOTGケーブルを慎重に選択してポチる。すぐ発送されたものの、どうやら中国からの発送だったようでなかなか届かない。

待つこと数週間、忘れた頃に届いたもの、うきうきしながら接続して確認してみると、おお!1Gbpsでリンクアップしている。PC用のLANアダプタが使えるのは本当便利。そして肝心のKodiでの4k100p再生はというと・・・やはりカクついてしまって視聴は難しいようだ。ネットワーク速度だけでなく、CPUパワーも必要ということなんだね。まあ、わかってはいたけど。今のところ、この動画を再生できるAndroid TVはNVIDIA Shieldだけ、という結論。リビングのセットトップボックスはしばらくShieldかな。

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