Apple Macbook Air 2018 vs Microsoft Surface Laptop 2 比較

ノートPCの購入を考えた時に代表的な選択肢となるMacbookとSurface。この両者を日常的に使うようになったので、その比較を整理していく。ちなみにオフィスでMacbook Air、自宅でSurface Laptop 2を使っている。スペックはほぼ似たようなものだと思うけど、CPUはMacbookがi5でSurfaceがi7になる。どちらも第8世代のCPUなんだけど、Macbook Airの方がモバイルよりのCPUになるみたい。細かいスペックの比較については諸兄の稿に譲るとして、ここでは主に感想面をまとめる。



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まずは最も気になる性能面について。私の主な用途はブラウザとターミナルくらいなので、正直言って両者に大きな差を感じることはない。個々のアプリの起動時間がSurfaceに分があるかもしれないが、ほぼスリープ運用している昨今、多少の起動時間差でストレスを感じるような場面は今やないと言っていい。この程度の標準的な使い方であれば、やはりi7はオーバースペックでMacbook Airくらいで充分なのかもしれない。とはいえ、Macbook Airもそれほど安価な訳でもないのが残念だけど。

ただ、Macbookにはどうしても許せない問題がある。それはChromeがたまにビジーになって固まってしまうことだ。Chrome上だけカーソルが風車になってくるくる回ってしまい、触っても反応がなくなってしまう。大抵はしばらく待てば回復するのだけれど、一時的にでもブラウザが使えなくなってしまうのは極めてストレス。旧Macbook Airを買い替えた主な原因も実はこのChromeのビジーが頻発してイライラしていたから。最新世代に買い換えることで改善するかと思っていたので、これは非常に残念。

次に入力関連。タイピングはやっぱりSurface Laptop 2の方が心地いいかな。Macbook Airはあまり力強く叩けないし。うるさくてw 実質的な入力のパフォーマンスはどちらも変わらないけどね。タッチパッドもMacbook Airの方が大きくて使いやすいかな。 タップで運用する場合は、どちらも同じような使い方ができるんだけど、クリックを使いたい場合にはSurface Laptop 2がイマイチ。久々に押したクリックが無視されることがあるんだよね。もう1回押せば反応するけど。意外とイライラしました。

ログインに関してはどちらも工夫がなされていて満足。Surface Laptop 2は顔認証でいけるし、Macbook AirはTouch IDでいける。ちょいちょいパスワード打つのがだるいから、ログインしっぱなしにしたりするんだけど、これならちょくちょく抜ける運用でも気にならない。ただ、Surfaceの顔認証はカメラに正対しないと反応してくれないので、外部ディスプレイが正面でSurfaceが脇にあるようなレイアウトだと認証を通すのが面倒なことも。文字通りLaptopで使う分にはまったく問題ないけど。

USB周りについては、Macbook Airの方が使い勝手いいかな。いまどきのType-C向けのUSBハブを自由に使えるし。モニタ出力や電源も同時に扱えちゃうので、Type-C 1つでほぼ賄えてしまうので2つもあれば充分。余った1つは刺しっぱなしにしたいものを入れておくこともできる。Surface Laptop 2はType-Aなので昔から使っているデバイスを使いやすい。電源やモニターは別なので、ラップトップからデスクトップに戻る時にはあれやこれや付け直す必要がある。Suraface Dockがあれば一発切り替えなのでオススメ。

最後にターミナルの使用感。これはMacOSとWindowsの比較になっちゃうけど。Macbook AirのBSDはOSとの一体感があって使いやすい反面、コマンドや手順はいちいち調べる必要があって手間。ただ、ネット常にノウハウはやまほど貯まっているので、それほど困ることもない。一方のSurface Laptop 2はやはりUbuntuが使えることが大きい。普段使い慣れたコマンドでバンバン作業出来てしまうので非常に効率的。残念なのはFUSEが使えないため、GoogleドライブやGlusterFSをマウントできないこと。これはWSL2に期待。

総合すると個人的にはSurface Laptop 2の方が使いやすい印象。ただし、それは私がUbuntuを使い慣れていて、WSLの使い勝手が上がってきていることが大きなウェイトを占めている。特にWSL2でネットワークドライブをマウントできるようになったら個人的にはもう最強。コンテナも使えるようになる気がするし。逆に言うとMacに切り替えた理由の多くがBSDを使えることにあったのかな。そう考えるとクライアントも実はUbuntuだったりする方が使い勝手よかったりすのだろうか。。。

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