Panaracer 楽々ポンプ BFP-PGAB1 レビュー

子どもたちの成長と共に、やたら増えていくものの1つに自転車がある。ちょっとしたトレーニング用のアイテムとして自分用にロードとクロスバイクを持っている。嫁用にも子乗せの電動アシスト自転車。そして3人の子どもたち用に大中小の子供用自転車。近隣の移動に欠かせないとはいえ、6台も自転車があるというのはちょっとね。自分が我慢すれば多少は減らせるけど。更に子どもたちが大きくなったら、もっと邪魔になっていくに違いない。5人で3台をシェアするみたいな使い方は難しいのかな。大学生くらいになると、途端に乗らなくなった気もするけど。

そして、もう1つ面倒なのが多数の自転車のメンテ。誰も空気入れをやってくれないので、自分1人で12個のタイヤに空気を入れている。これが結構な手間なんだよね。本気で自転車屋さんに置いてあるような自動の空気入れが欲しくなる。子どもたちがもう少し大きくなれば自力でやってもらえるかもしれないけど。ちょっとでも楽しようと評判のよさそうなSerfasのFP200SEというフロアポンプを購入。これで何年も空気を入れ続けていたのだけど、使い勝手は正直微妙。英式のアタッチメントの噛み合わせが微妙だし、子供用の非常に小さいタイヤに潜り込ますのが一苦労だった。

まあ、こんなものなのかなと使い続けていたが、遂にアタッチメントのバルブを噛む部分が歪んでしまって、まるで押さえ込めない状態に。スカスカでまったく空気が入れられない。このアタッチメントの交換パーツも売っているみたいだったけど、よい機会だったので他の商品を探してみる。今度は自転車屋さんの意見も聞いてみて、PanaracerのBFP-PGAB1というフロアポンプをネットで購入。数日後に届いた商品をわくわくしながら開けてみると、FP200SEとあまり代わり映えがしない。。。あれ、やばい、これはもしかして意味がなかったか。

あまり期待せずにセットしてみると、妙にはめ込みやすい。末娘の一番小さい自転車でも問題なくはめ込める。FP200SEとはロックレバーの向きが違っていて邪魔にならないようになっている。おお、これは使いやすい。バルブを挟む部分も作りが固く、ぐにゃぐにゃだったFP200SEよりもしっかり挟み込める。そのせいかもしれないけどポンピングも自分比べ10倍くらいは楽になった気がする。ただ、あくまで子供用の小径で英式バルブ中心のポンピングに対する評価なので、仏式等はどちらが使いやすいかはわかりません。

というのも仏式のロードやクロスバイクに関しては、仏式バルブ専用のLEZYNEのSTEEL TRAVEL DRIVEを使っていたから。ただ、この製品もポンピングはしやすいんだけど、いかんせんホースが短く取り回しが難しい。通常サイズのSPORT FLOOR DRIVEという製品もあるので、省スペースなこの製品を買ってしまった自分が悪いんだけどね。当時はホースの長さなんて全然気にしてなかった訳で。スポーツバイク初心者の自分には非常に使いやすかったので入門用としては最高。もちろんよほどのことがない限り通常サイズの方をw

今回はホースが長くなるメリットとポンプ1つで全台カバーできる魅力に惹かれて、BFP-PGAB1で仏式バルブにも挑戦してみました。仏式用のアタッチメントをバルブ側に先に取り付ける。これでやり方あってるよね。そして英式用のアタッチメントを取り外して、バルブ側のアタッチメントにはめ込む。あとは簡単にポンピングすることが出来た。仏式もこれで問題ないなあ。初めてだったので取り付けに手間取ったけど、慣れれば簡単そうだし。全てのケースにこのポンプがベストな訳ではないかもしれないけど、家族用に英式のポンプを探している人にはおすすめです。

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