Tag Archives: ネットワーク

CentOS7 マイニングリグ 無線LAN化

皆さん、マイニングしてますか?いや、やめてますよね。飛ぶ鳥を落とす勢いだった仮想通貨も2017年末からすると、かなりの逆境に置かれている状況。それに加えて例年にも増して、春先とは思えないような異様な暑さ。熱によって住環境を悪化させる上に薄利となってしまったマイニングを大多数の人が見限っていることでしょう。自分ももうやめてしまおうかなとも思ったんだけど、電力会社変えたり、実家にも環境作ったりと、それなりに労力をかけてきたので細々と続けようかなと。自分の場合は運用そのものが好きだしね。... 続きを読む

宅内LAN配線の自力修復 後編

前回、LANケーブル自作キットのテスターを使って、宅内LAN配線のLANケーブルに障害があると絞り込んだ。1階と2階を繋ぐケーブルだったのでリプレイス作業は面倒だったが、何とか配線し直して無事疎通確認が取れた。1階側は壁付けにするために、LANケーブルはキャップ部分を切り捨ててLANコンセントに繋げ変える必要がある。LANコンセントそのものに配線のパターンが書いてあるので、その通りにやればそれほど難しくはないはないだろう。接続方法はA配線とB配線があるが、もともとB配線だったので、新ケーブルもB配線で繋いでみる。... 続きを読む

宅内LAN配線の自力修復 前編

マイニングを始めた人ならわかるかもしれないけど、徐々に採算度外視で水平拡張したくなってくる。当初はGPU2台で始めたのに、気が付けば26台。マイニングリグは4台にも増えている。当然、1部屋で賄える電力ではなく、自室以外にもリビングや空き部屋にも置いている。その空き部屋はリビング脇にある和室で、どちらも1階になっている。光ファイバーが接続されているのは2階の自室にあるウォークイン・クローゼット。1階と2階の接続は備え付けの配管を通って有線LANで繋がっている。リビングは普通に使えていたんだけど、和室のLANがおかしかった。... 続きを読む

高速無線LANルータ RT-AC88U レビュー

自宅の無線LANは長らくbuffaloのWAPS-APG600Hを使っていた。我が家はドコモ光のひかり電話を利用しているため、BBルータはドコモ指定のPR-400NEを使わなければいけないからだ。家の中にルータが2つあるのも無駄だし、無線LANに特化した業務用のWAPS-APG600Hが適当と考えていた。しかし、このAP、値段の割には電波が弱く、長いこと不満に思いながら使い続けていた。折しもBRAVIAで高速な無線通信が必要なことがわかったので、これを機に買い換えることに。α6500で撮影したビデオ動画が100Mbpsの有線LANだとまともに再生できないんだよね。... 続きを読む

IDCFクラウド openvpn による LAN to LAN 接続

IDCFクラウドで不意の障害に見舞われることが増え始めたので、もう少しまともな運用を考える。たまたま自分でアクセスしたときに障害に気付くような状況をまずは改善する。IDCFクラウドのリソースはケチケチで運用しているので、自宅のサーバからクラウド側のサーバを監視するのが理想的。できればウェブ系の監視だけでなく、サーバごとのリソースウォッチも行いたいので、自宅から個々のサーバ、あるいはそのサーバ内のコンテナにアクセスできるように設定したい。そこでVPNの導入を検討してみる。... 続きを読む

IDCFクラウド 仮想ブリッジ ネットワーク問題

今までも何度か触れてきた、IDCFクラウド環境のネットワーク問題。CentOS7インスタンスにLXCコンテナを作成して、そのコンテナを仮想ブリッジ経由でネットワークに繋げている。しかし、この仮想ブリッジ内のLXCコンテナがネットワーク的に不安定。例えばリモートのs3fsをマウントしようとするとコンテナが応答不能になってしまったり、別ノードのLXCコンテナとkeepalivedによるvrrp通信をさせようとすると応答不能になってしまったり。また、コンテナ再起動すると、しばらく外部と通信出来なくなるので、コンテナで複雑なことをやるのは二の足を踏んでいた。... 続きを読む

パブリック クラウド 比較 GMO vs IDCF 機能編

最初のクラウドとして、それなりに要件を満たしていたGMOクラウドALTUSを9ヶ月ほど使ってきた。しかし、その間にサーバ運用の価値観が大きく変わり、別のクラウドも触ってみたくなってきた。価値観の変化というのはマルチマスターの便利さ。スケールアウトによって更新処理が犠牲になるマルチマスターを避けてきたが、glusterfsの利用による構成管理の単純化に大きく心変わりした。同様にDBもmariadbのマルチマスターに変更して、wordpressのスケールアウトを可能にしたい。性能面でのスケールアウトはまるで必要ないが、運用面で複数台運用ができるとローテーションによる再構築やメンテがし易くなるので実用的。... 続きを読む

録画サーバ構築 sh67h3 修正編

録画サーバとして利用すべく購入したsh67h3。windows 10のインストールは何も問題なかったものの、何故かLANのnegotiateが100Mbpsになってしまっていた。通常用途のPCなら100Mbpsでもそれほど困らないかもしれないが、録画サーバであれば取り扱うファイルは常にGB単位。どうしても1Gbpsでリンクアップさせる必要があった。まずは最も簡単なLANケーブル交換から試すが改善せず。スイッチ側のポートを変更してみるが改善せず。スイッチそのものを別のものに変えてみるが改善せず。うーん、ハードウェアの問題ではないのかな。sh67h3のオンボードLANのチップセットはRealtekのRTL8111E。こちらの最新ドライバを探してインストールしてみるが改善せず。ドライバの詳細設定でauto negotiateをオフったり、1Gbpsを明示指定してみたり、省電力設定を無効化してみたが変化なし。うーん。。。... 続きを読む

ひかりTV IPv6問題 再発

ひかりTVのIPv6問題とは言っても、最も影響の大きい無線機器は別経路になっているので、特に性能問題が起きると言う訳ではない。ひかりTVのマルチキャスト放送波はMLDスヌーピングの機能があれば専用チューナー(ST-3200)のみに送られる事になる。うちの場合は、根元のブロードバンドルータと中継するスイッチ(EHB-SG2A08)がMLDスヌーピングに対応しており、マルチキャストが他のノードに溢れる事はない。が、今までもEHB-SG2A08のIPアドレスを変更したりすると、何故か放送波が届かなくなったりと不穏な兆候はあった。設定し直すと回復するので、だましだまし使っていたのだが、マルチセッション障害の対応でブロードバンドルータがPR-400NEに変更となってから、ひかりTVの放送波がまったくチューナーに届かなくなってしまった。... 続きを読む

ドコモ光 マルチセッション 完結編

先月、散々振り回されたPR-S300SEでのマルチセッション。諸々交渉した挙げ句、結局は別機種のルータを手配してもらえる事に。あれから早一ヶ月、新ルータの調子はというとすこぶる快調。PR-S300SEのときは1週間後に不具合が再発したことがあったので、今回はゆっくりと様子を見た。新たに準備してもらったルータは『PR-400NE』という機種。幾つかある選択肢の中で、旧機種にUIが似ているというのでそれを理由に。逆に同種の不具合が、という一抹の不安がよぎらなくもなかったが。。。... 続きを読む

ドコモ光 マルチセッション 再発編

マルチセッションでNATしてると数時間でフリーズしていたルータが一週間弱安定していたため復旧と判断したが、またもフリーズ病が再発。その後は悪夢の6時間インターバルでのフリーズに逆戻り(フリーズというかハング?)。以前はUDPのNAT利用時のみ起きてた問題が、TCPのNATでも普通に起きるようになってしまった。今まで調べてきた法則は一瞬でなかった事に。状況証拠だけの問題特定は所詮この程度の精度か。。。 ... 続きを読む

ドコモ光 マルチセッション 試行編

大分遠回りをしたが、やっと本来のマルチセッションについての検証。ルータはひかり電話用のPR-S300SEで、メインセッションをドコモnet(動的IP)に、セッション2をi-revo(固定IP)に繋げている状態。セッション2の接続ルール設定で自宅内サーバを送信元アドレスに設定し、ssh/dns/vpnをNATする。もう少し正確に言うとTCPが22と53を、UDPが53と1149をNATしている。vpnはGMOクラウド側にいるopenvpnクライアントと常時接続。... 続きを読む

ドコモ光 マルチセッション 障害編

前回、ドコモ光でマルチセッションを実現しようとしたら、それ自体でも問題起きたんだけど、レンタルしてるブロードバンドルータが逝ってしまったという話。ブロードバンドルータはひかり電話対応のPR-S300SE。マルチセッションの設定入れてると数時間で応答不能になってしまうので、その度に電源ケーブルの抜き差しで再起動していたんだけど、繰り返しているうちに電源入れてもルータが起動しなくなってしまった。... 続きを読む

ドコモ光 マルチセッション 設定編

ドコモ光のプロバイダオプションはタイプA/Bと単独型がある。単独型はタイプAに比べて200円安い代わりに自由にプロバイダを選べる。私は今までこの単独型でi-revoというISPを利用していた。このISPは月額500円で固定IPを付与してくれるという太っ腹。ただ、ピーク時の通信速度は値段相応と考える必要がある。更に問題なのはアップロードのデータサイズ上限で1日5GBまで。家族の画像や動画をクラウドストレージにバックアップしようと思うと、この上限はきつくなる。... 続きを読む

ひかりTV IPv6問題 スマートスイッチ対応

後日、問題が発覚したのでこちらを参照下さい(2016年4月追記)

前回の復習から。ひかりTVの放送波はIPv6 multicastを使って転送されてくるため、MLDスヌーピングに対応したスイッチを使わないと全ノードにbroadcastされる。実質的な性能影響を受けるのは、おそらく無線LAN機器くらいなので、普通に使う分にはそこさえ気を付ければ問題はないかもしれない。ひかり電話用ルータのようにNTTからレンタルしているブロードバンドルータは
MLDスヌーピングに対応している可能性がある(我が家はそうだった)。このルータに直結するような形でひかりTVチューナー(st3200)を扱うのであれば問題はない。... 続きを読む

ひかりTV IPv6問題

前回、コスト削減の観点でスカパー光から移行したひかりTV。サービスそのものには満足しているんだけど、導入初日からネットワーク問題が発生した。ひかりTVチューナーst-3200のセットアップは簡単で、電源入れて手近なスイッチにLANケーブルを接続するだけ。起動して幾つかの設定を済ませると、すぐにCS放送を視聴できるようになった。... 続きを読む

GMOクラウドALTUS lxcの利用

前回、GMOクラウドにてcentos6もcentos7も作れるようになったので、今度はその仮想サーバ上でlxcが使えるか検証してみた。rpmでinstallしてlxcコンテナを作成、問題は外部との通信が行えるかどうかだ。GMOクラウドでは、申請すればホストと同じセグメントのprivate IPをもらう事ができる。理想は追加したIPをブリッジ接続した内部コンテナにアサインして外部と通信させる事。... 続きを読む