ドコモ シェアパック5+カケホーダイライト 検討

本日3月1日より、待ちに待ったドコモの低料金プランが解禁された。昨年末以降、総務省からの要請に各キャリアが答えた格好だ。そもそもの発端は2014年6月のドコモ新契約プランに始まる。通話が少ない人にとっては割高に感じるカケホーダイ込みの基本料金2700円を強制される事に。その後カケホーダイライトという5分以降従量料金で1700円というプランが追加されるが、適用条件的に月額料金の底値引き下げには至らなかった。通話も通信もそこそこのライトユーザーにとっては割高に感じる月額を払う他なかった。

今回の料金プラン変更は、ライトユーザーにとって現実的なシェアパック5の追加と、カケホーダイライトの適用条件撤廃。これらを組み合わせる事によって、月額料金の引き下げが可能となる。カケホーダイ以前の旧契約プランからの変更でも料金が引き下げられるはずなので、積極的に検討すべきだ。今回は最安契約が計算しづらい2人分のプランについて具体的に考察してみる。尚、ずっとドコモ割の値引きがあるので利用年数で差額は変化する。

  • 旧契約プラン
    何年でも:11486円 743+4700+300=5743

  • 新契約プラン(2014年6月以降)
    2人15年未満:13000円 2700+3500+300=6500 x 2
    1人15年以上:12400円 2700+3500+300-600=5900, 2700+3500+300=6500
    2人15年以上:11800円 2700+3500+300-600=5900 x 2

これが先月まで選択可能だった低価格プラン。旧契約からの移行だと間違いなく高くなる。15年利用というハードルを越えて、ずっとドコモ割が適用できれば差額はわずかになるが、それでも安くなる訳ではない。今月からは以下の料金プランが選択可能になる。

  • Sパック+カケホーダイライト
    2人15年未満:11000円 1700+3500+300=5500 x 2
    1人15年以上:10400円 1700+3500+300-600=4900, 1700+3500+300=5500
    2人15年以上:9800円 1700+3500+300-600=4900 x 2

  • シェアパック5+カケホーダイライト
    10年未満:11000円 1700+300+6500=8500, 1700+300+500=2500
    15年未満:10400円 1700+300+6500-600=7900, 1700+300+500=2500
    15年以上:10200円 1700+300+6500-800=7700, 1700+300+500=2500

ご覧の通り旧契約プランと比較しても、5分以内のカケホーダイが付いた上で安くなるので、積極的に選択する理由がやっとできた。これに加えてドコモ光を利用している場合は、シェアパックの選択を是非考えるべき。Sパックや旧契約プランの場合500円のドコモ光割引が付くが、これは1年間の時限的措置。シェアパック5であれば800円のドコモ光割引が付くので、月額料金のお得感は更に増す。また、5月以降からは光複数割というシェアパック内の子回線に対する300円割引も始まる。

月額料金の引き下げは月々サポートの減額、引いては携帯購入費用の実質的な高額化を招くので、結局のところ得なのかどうかはまだまだ様子見する必要はある。ただし、直近で携帯を購入済みの人はプラン変更と以前並の月々サポートで、当面実質負担額を低く抑える事ができるはずだ。私も数日前に来店予約をして今朝早速プランを切り替えてきたが、なんと新契約プランは翌月適用とのこと!実際の節約効果は4月以降になるそうです。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)