HDR-CX700V レビュー

子供が生まれる直前に購入したビデオカメラがもう4年になる。つまり長男はもうすぐ4歳になるのだが、この春で晴れて幼稚園に入園する。という訳で、ビデオカメラの買い替えを検討し始めた。元々はレジャーのうちでプールやスキーのウェイトが大きくなり、そういうシーンで使えるビデオカメラが欲しかった。中には防水パックみたいなものもあるが、重さも含めて気軽に使えるものではない。防水のビデオカメラは易的なものが数万円で買えるので、夏直前になったらその手のものを買う事にしよう。

と言う事で、今回の検討は終えるつもりだったが、ソニーから1年振りに出た製品HDR-CX700Vが非常に軽い。4年前に検討したときは、まともなデータサイズを持つのはHDDタイプのみだったが、現在はフラッシュメモリがあるので、かなりの軽量化がなされている。CX700Vは96GBの記憶領域を持ちつつ、バッテリーを装備しても445g程度(カタログではもう少し大きい値になっているが、レンズフード装着時の重さらしい)。この重量は現在使用中のHDR-SR1のほぼ半分の重さである事を意味する。大きさもコードのポケットくらいなら入ってしまうほどのダウン・サイジングに成功している。

某量販店でこのSR1を15000円で買い取ってくれるそうなので、それにも押されて結局買い替えてしまった。静止画についてもコンデジ・レベルのものは充分に撮影できるので、自分は常にこのビデオカメラを携帯して子供と楽しむつもりだ。実際、購入してから手元に置いて、頻繁に撮影を楽しむようになった。以前のビデオカメラは大きいバッテリーを使っていたので900g近い重量だった訳で、いつの間にか手軽さを犠牲にしてしまっていたのだろう。オマケ程度に思っていたナイト・ショットも寝顔撮影にぴったりだった。

細かい設定については、60iのインターレースでなく60pというプログレッシブでの撮影も可能なようだが、ブルーレイでは再生出来ないと言われたため、とりあえずは60iのままにしてある。編集は後者の方がよいらしいが、今の今まで動画の編集などやった事もなく、どっちがいいやらわからない。起動も非常に高速で、いろいろな意味で手軽さが向上している。SR1からの移行で感じた違和感は、撮影画面に録画時間がなくなった事くらい。もう少し撮影量が貯まったら、PCに落としてDLNA経由で再生してみよう。

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