ZOTAC ZBOX-CI520

今回構築熱が高まったのは、身辺整理の一貫で10年近く使っていた自宅サーバを止めた事。dellのsc430というタワー型の大きなサーバで、うるさいし、邪魔だし、電気食ってそうだし、気持ち的にはさっさとリプレイスしたかったのだけど、サーバ目的のPCってどうしても優先度が下がってしまってずるずると使い続けていた。

元々のサーバ・リプレイスの要件は以下のような感じだった。

  • 2台で冗長構成取りたいので、出来るだけ小さく省電力
  • 内蔵diskを2台積めてraidを組める
  • ポートマルチプライヤーなesataを持ってると尚よい
  • PCI Expressによる拡張余地がある
  • メディア用の内蔵ドライブベイがある

サーバとしての寿命が尽きた後、別の用途で使える事を考えると結局全部入り。ないものねだりも甚だしいんだけど、要件に見合うサーバもないわけではなかった。別の用途のPCが必要になったら、どうせ新しいの買うだろうと要件を絞る事に。最終的に性能と価格のバランスのよかったZOTACのZBOX-CI520を2台購入。中外でdnsが返すIP変えたり、dhcpが振るIPをmacアドレスで固定したりしたいので、dnsとdhcpはlinuxで扱うが、落ちると宅内のネットワークが死ぬので冗長構成を取る。

筐体裏面の足と一体になっているネジを外して中を開け、2GBメモリを8GBのものと交換。とりあえず1台目はUSBメモリにcentos7のisoを入れてUSBブートさせてみる。biosでboot sequenceをUSBに変更できたので、何の問題もなくcentos7をインストール。2台目は1台目にkickstart環境を準備して、pxeブートでネットワークインストール。kickstartの場合、再起動後にまたpxeブートしてしまうのでboot sequenceを再変更すること。

 ZOTAC ZBOX-CI520NANO-J

 ZOTAC ZBOX-CI520NANO-J
価格:45,799円(税込、送料別)

あれだけ注意して買おうと思ってたのに、土壇場でesataの仕様確認忘れ。esataのインターフェースはあるものの、ポートマルチプライヤーは対応していなかった。当座USB接続で使う事にして、そのうちハードウェアRAIDなHDDケースを買ってこよう。2つのHDDケースのうち、古い方はたまにUSB2.0での接続になってしまう。再接続すると直るからいいんだけど、一方だけで起きるのでケース側の問題かな。USB接続のsequencial write性能はesataと大して変わらないが、viでちょろっとファイル開くときとかに少し待たされるのが気になる。

課題は残るものの一通りやりたいことはこいつで出来て、満足。初めてのべアボーンだったけど、今後こういうものでサーバを増殖させていきたい。

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