試行錯誤のアーカイブ再始動

試行錯誤のアーカイブ再始動

私の手元には、長い月日を積み重ねてきたWordPressのデータがある。

振り返れば、そこには日々の技術ネタや趣味のまとめと共に、子供たちの成長もまた綴られていた。今その記録を見返すと、当時の記憶が鮮明に蘇り、思わず目頭が熱くなる内容も少なくない。単なるログ以上の、歩みが刻まれた場所だった。

しかし、その更新も数年前のコロナ禍で止まってしまった。生活スタイルが激変し、日常の優先順位が入れ替わる中で、かつてのようにブログへ向かうエネルギーが分散してしまったのだ。

「乗り換え」の対象にならなかったWordPress

これまで、他のデジタルツールについては、より進化したもの、より自分に合ったものへと適宜乗り換えてきた。しかし、WordPressだけはなぜかその対象にならなかった。

それは決して「惰性」だったわけではない。WordPressは実によく応えてくれた。時に複数のサイトを束ねる「マルチサイト」として、時に「イベント管理システム」として。必要が生じるたびに、機能を追加することで私のニーズを支え続けてくれた、幅の広い道具だった。

しかし、本当の理由は、書き続けてきた多くの「記録」がそこにあったから、なのかもしれない。

生成AIが変えた「創作」のハードル

さらに、この1年で生活スタイルを再び大きく変える変革があった。それが生成AIの台頭だ。

かつては、卓越した文才や、独創的な絵心がなければ「見栄えの良いコンテンツ」を作るのは難しかった。しかし今は違う。AIとの対話を通じて、自分の思考をより正確に言語化し、イメージを具現化できる。

AIという「拡張された手足」を得たことで、創作のハードルは劇的に下がった。今こそ、再び発信を始める最高のタイミングだと感じている。

nodoka.org の再出発

このサイトのサブタイトルに "The Trial and Error Archives" と記した通り、ここは試行錯誤の記録場所だ。

20年間の経験と記憶を胸に、
 —AIという新たな翼を使い、
 —Markdownという普遍的な言葉で、
 —新たな相棒であるGhostと共に、
再び思考の断片を綴っていこうと思う。


P.S. 数ある選択肢からGhostを選んだ理由については、また別の機会に。