tech

A collection of 137 posts
product

ASRock 小型べアボーン DeskMini 110 フリーズ問題

バッチ的な用途のwindowsとして省スペースなベアボーンを利用していた。以前はZBOXやNUCを利用していたんだけど、CPUを酷使する動画編集のような処理を行うとCPUファンの動作音がうるさいため、ある程度の負荷を与えても静かな省スペースPCを求めていた。行き着いた結果がDeskMini 110でスペースや熱の問題はあるものの、ほぼ自由にCPUもCPUファンも選ぶことが出来る。レビューやブログの意見を参考にして、SkylakeのCore-i3とEngine 27というCPUファンで組み上げて運用していた。ちなみにストレージはM.2のNVMeなSSD。 ASRock Intel H110搭載 ベアボーンPC Desk Mini 110/B/BB 価格 : 15,741円(税込、送料無料) by Yahoo! ショッピング しかし、稀に起きていたデスクトップのフリーズが利用頻度に合わせて、徐々に発生率が上がっていく。具体的にはデスクトップ画面がまったく反応しなくなってしまう状態で、カーソルだけ動く場合とカーソルも止まってしまう場合がある。ま
3 min read
tech

Windows10 Hyper-V で Windows8.1 構築 インストール編

今までWindowsで仮想化する必要性を全く感じなかったんだけど、Steam用のゲーミングPCを作ってから、にわかに古いWindows環境が欲しくなってきた。というのも、購入したゲームタイトルがWindows10でまったく動作しなかったりするケースがあるから。動作しないタイトルはもちろん古めのタイトルなので、古いOSで動作するかどうかを試せるとよい切り分けになる。Windows7やWindows8なら使わなくなったライセンスが残っているので、これを機に幾つかのWindowsゲストを作ってみたい。 Windows10での仮想化はHyper-Vという純正の機能が用意されている。このHyper-Vの有効化は非常に簡単だし、そこかしこのサイトで紹介されている。Windowsボタンを右クリックして『アプリと機能』を選択。『Windows の機能の有効化または無効化』をクリックして、ツリーの中の『Hyper-V』をチェックして『OK』ボタン。たったこれだけ。この手軽さがWindowsのいいところだね。あとは促されるままに再起動すればHyper-Vの機能が利用可能となる。再起動後、スタートメニュ
1 min read
product

マイニング マザーボード ASRock H110 Pro BTC+ レビュー

何度か伝えているように、自分のマイニングリグは録画サーバも兼ねていて、Skylake世代のCPUによるハードウェア・エンコード機能を利用している。もちろん山ほど積んでいるGPUでも出来るんだけど、GPUにはマイニングを頑張ってもらいたいので、CPUに出来ることはCPUにやらせたい。そのQSVをLinuxで利用しているんだけど、Z270チップセットのマザーボードではどうしても起動させることができなかったので、ASUSのZ170-PROというマザーボードを使っていた。それに不満があった訳ではないんだけど、マイニング特化のマザーボードにも興味が。 既に製品として幾つか販売されているマイニング用マザーボード。その中でも自分にとって最も魅力的だったのが、ASRockのH110 Pro BTC+というマザーボード。特徴は何と言っても13個あるPCIeスロット。録画サーバ用のチューナーボード分を差し引いても12台のGPUが扱える。これだけあれば充分。これ以上のPCIeスロットを備えているマザーボードもあるんだけど、日本では電源容量的におそらく持て余してしまうだろう。まあ、ハイスペックのGP
4 min read
finance

CentOS7 マイニングリグ 無線LAN化

皆さん、マイニングしてますか?いや、やめてますよね。飛ぶ鳥を落とす勢いだった仮想通貨も2017年末からすると、かなりの逆境に置かれている状況。それに加えて例年にも増して、春先とは思えないような異様な暑さ。熱によって住環境を悪化させる上に薄利となってしまったマイニングを大多数の人が見限っていることでしょう。自分ももうやめてしまおうかなとも思ったんだけど、電力会社変えたり、実家にも環境作ったりと、それなりに労力をかけてきたので細々と続けようかなと。自分の場合は運用そのものが好きだしね。 個人的にちょっと不思議なのは、マイニングというのは究極のドルコスト平均法的な投資。ほぼ固定的な電気料金という形で円を支払って、代わりに何らかの仮想通貨を手に入れる。difficultyによって対価の多寡は変わってくるけど。その報酬を即座に円にする訳ではないので、時価換算による赤字黒字なんて気にしなくてもいいですよね?最終的に換金する際の時価で黒字だったらよいはず。つまりマイニングを続けるかどうかの判断は、目先の相場ではなく将来性で決めるべき。未来を信じるなら今からでも一緒に始めようw
4 min read
finance

複数マイニングリグの運用と暑さ問題

去年秋くらいから進めてきたマイニングサーバ構築も、今や26GPUのサーバ4台構成。GPU価格が高騰して在庫薄になっている昨今、久々に在庫が戻ってきたり、お買い得なGPUがあるとついつい手を出してしまう。そんなことを繰り返しているうちに、じわじわと増えてしまった。多くのGPUを運用していくに当たって運用方針は2つに分かれる。1サーバ当たりのGPU数を増やしてサーバ数を抑える考えと、サーバ台数を増やして対応する考え。前者の方がインフラ費用は抑えられるが、後者の方が安定性・安全性が高い。 Palit NE5107TP15P2-1041J (GeForce GTX1070Ti 8GB Super JetStream) 価格 : 72,867円(税別、送料無料) by パソコン(PC)通販のドスパラ そもそもマイニングを始める前から我が家には3台のサーバがあった。冗長構成を組むだけなら2台で済むのだけど、hadoopやESのようなクラスターを組む場合はQUORUM可能にするための3台が最小構成となってしまう。たかだか2台のGlusterFSとたかを
5 min read
product

ASRock 小型べアボーン DeskMini 110 レビュー

Surface ProをメインPCにしてから、ノートPCとデスクトップPCをこれ1台でこなすようになった。オプションのドックを利用すれば充電ケーブルを繋げるだけで、有線LAN・モニター出力・USB機器が一気に利用可能となる。普段はケーブルレスでタブレットやノートのように使い、仕事部屋に戻ると机上にあるドックの充電ケーブルを繋いでデスクトップとして利用する。あらゆるシーンで利用できるため非常に重宝していたのだが、唯一の問題が有線LANと無線LANの切り替え。 ASRock Intel H110搭載 ベアボーンPC Desk Mini 110/B/BB 価格 : 16,017円(税込、送料無料) by Yahoo! ショッピング Surfaceからドックの充電ケーブルを外すと有線LANがなくなるため、一時的にネットワークが切れてしまって、サーバたちに繋いだターミナルが全て落ちてしまう。常時複数のターミナルを開いている自分にとっては、ケーブルを外すのが億劫となる。有線LANを使わなければいいだけなんだけど、動画などの大きいデータを扱うことを考え
3 min read
tech

宅内LAN配線の自力修復 後編

前回、LANケーブル自作キットのテスターを使って、宅内LAN配線のLANケーブルに障害があると絞り込んだ。1階と2階を繋ぐケーブルだったのでリプレイス作業は面倒だったが、何とか配線し直して無事疎通確認が取れた。1階側は壁付けにするために、LANケーブルはキャップ部分を切り捨ててLANコンセントに繋げ変える必要がある。LANコンセントそのものに配線のパターンが書いてあるので、その通りにやればそれほど難しくはないはないだろう。接続方法はA配線とB配線があるが、もともとB配線だったので、新ケーブルもB配線で繋いでみる。 サンワサプライ LANケーブル自作工具キット LAN-TLKIT2 価格 : 13,080円(税込、送料無料) by Yahoo! ショッピング LANケーブルの8本の芯線を慎重にほぐして、LANコンセントの切れ目に刺していく。8本とも入れ終わったらカバーを付けて完成。出来たLANコンセントに実績のあるLANケーブルを付けてテストを行う。テスターを起動すると8個あるLEDのうち、1,3,5が繋がらない。何度かLANコンセントへの
3 min read
tech

宅内LAN配線の自力修復 前編

マイニングを始めた人ならわかるかもしれないけど、徐々に採算度外視で水平拡張したくなってくる。当初はGPU2台で始めたのに、気が付けば26台。マイニングリグは4台にも増えている。当然、1部屋で賄える電力ではなく、自室以外にもリビングや空き部屋にも置いている。その空き部屋はリビング脇にある和室で、どちらも1階になっている。光ファイバーが接続されているのは2階の自室にあるウォークイン・クローゼット。1階と2階の接続は備え付けの配管を通って有線LANで繋がっている。リビングは普通に使えていたんだけど、和室のLANがおかしかった。 サンワサプライ LANケーブル自作工具キット LAN-TLKIT2 価格 : 13,080円(税込、送料無料) by Yahoo! ショッピング 和室に2階に結線されているLANコンセントがあるんだけど、ケーブルを刺しても全くリンクアップしない。ケーブルは他の環境で実績のあるものを使っているので問題ないはず。接続するPCのLANも和室に移動する前には使えていた。切り分けのためにLANコンセントの反対側を変更してみる。各部
3 min read
tech

LXD による GPU 共有 CentOSコンテナ編

前回、Ubuntuホスト上でLXDで構築したコンテナとのGPU共有に成功した。今回はUbuntuホスト上にLXDでCentOSコンテナを作成し、そのコンテナとGPU共有を試みる。うまくいけばUbuntuホスト、Ubuntuコンテナ、CentOSコンテナの3者で自由にGPUを利用することができる。これがうまくいけばGPUを利用するソフトウェアをrpmパッケージだろうが、debパッケージだろうが利用可能ということになる。ソースからコンパイルすれば、どちらのディストリビューションでも使えるんだけど、構成管理を考えるとパッケージ使えた方が楽だからね。 GeForce GTX 1080 AMP Edition (ZTGTX1080-8GD5XAMP01/ZT-P10800C-10P) 価格 : 71,258円(税込、送料無料) by Yahoo! ショッピング lxd initによる初期設定は既に終わっているものとして、lxc launchにてCentOSコンテナを作成。尚、systemdでエラーが出るので、とりあえず作成時にsecurity.pr
3 min read
product

ASUS ROG STRIX Z270F GAMING レビュー

ファイルサーバ、録画サーバ、GPUサーバと全部入りのサーバを作ろうとした時に、最も悩んだのはマザーボードの選択だった。少なくともファイルサーバとしてSATAディスクを4台搭載したい。それとは別にOS領域のSSDとしてM.2スロットが少なくとも1つは欲しい。そしてGPUサーバとしてマイニング用のGPUが6台は乗るもの。これに加えて、録画サーバ用にPCIeのチューナーボードを刺せると尚嬉しい。最後にCPUは第6世代のSkylakeが使えるもの。LinuxのQSVドライバが、Skylakeまでしかサポートしていないため(これもはまった。。。) ASUSTeK Intel Z270搭載 マザーボード LGA1151対応 ROG STRIX Z270F GAMING【ATX】 価格 : 23,266円(税込、送料無料) by Yahoo! ショッピング そうすると、まず最新のZ370系のマザーボードが選択肢から外れる。候補となるのはZ270かZ170なんだけど、扱えるリソースの多さから普通はZ270系を選ぶはず。その中でもPCIeが7枚あって、SA
3 min read
tech

LXD による GPU 共有 Ubuntuコンテナ編

何がしたいかというとホストOSが持つGPUをコンテナと共有するということ。この任意のリソースを共有できるというのが、コンテナの素晴らしいところ。KVMだと排他的にリソースを管理してしまうため、同じGPUをUbuntuとCentOSで共有なんて事は出来ないのだが、コンテナであれば同じリソースをホストOSと複数のコンテナで共有できてしまう。現在のホストOSはUbuntuなんだけど、Ubuntuコンテナは言うまでもなく、おそらくCentOSコンテナとも共有できる可能性がある。コンテナの特徴を生かすべく両OSでのGPU共有を成功させたい。 GeForce GTX 1080 AMP Edition (ZTGTX1080-8GD5XAMP01/ZT-P10800C-10P) 価格 : 71,258円(税込、送料無料) by Yahoo! ショッピング CentOS時代はコンテナにLXCを使っていたんだけど、せっかくUbuntuに乗り換えたので今回はLXDを利用する。中身はLXCなんだけどね。skylakeの内蔵GPUをホストOSとコンテナで共有させた
3 min read
tech

openldap サーバの nginx 連携

じわじわと適用範囲を広げてきたopenldapも今回のnginxで最後。もちろん、その他のツールでも使えるところは使っていきたいんだけどね。mariadbとかも最近はLDAP化できるのかな。ともあれ、webの場合は、ちょっとアクセス制御したいときによく使うBASIC認証にLDAPを使いたい。基本はIP制限等なので、あくまで例外的に穴を開けたいときにくらいにしか使わないけど。だからこそ、いちいちパスワード用意したりするのが面倒だから、いつも使っているアカウントの認証でログインできてしまいたい。 うちのnginxはepelにあるパッケージをそのまま使っちゃってるんだけど、それだとLDAP認証には対応していないようだ。必要となるモジュールを組み込むために、epelからnginxのSRPMをダウンドロードする。auth-ldapモジュールを組み入れるようにspecファイルを修正。そしてnginxパッケージをリビルドするという流れ。この辺りは他のブログを参考にさせてもらった。ビルドに成功したら、生成されたパッケージをyumでインストールする。これで準備完了となる。具体的には以下。 cd
2 min read
tech

openldap サーバの samba 連携

現在、ローカルの認証とsshの認証をLDAPに切り替えた。続いて統合したい認証はsamba。統合しないと独自でパスワード用のDBを持つことになるため、他の認証と比してダブルマスター感が非常に強く、何としても統合しておきたい対象の1つ。一方で認証不能の障害時にsambaが悪いのか、ldapが悪いのか、切り分けがしづらいので、いざとなったら通常認証に戻して切り分け出来るようにしておくのがベター。sshだったら、ldap認証でないユーザーもいるだろうから切り分けしやすいんだけどね。 何はともあれ、sambaはインストールする。そちらの設定内容についてはお任せ。yumで入れればsmb.confを準備するだけ。続いてsambaとldapを連携させるために、smbldap-toolsというパッケージも使うので一緒にインストールする。あとは確認用になるんだけど、認証用dbにtdbファイルを使うので、tdbdumpコマンドが含まれるtdb-toolsを入れておくと便利。もう1つはsmbclientコマンドが使えるsamba-clientも入れておくべし。これは別のノードでもいいけど。 yum
2 min read
tech

Ubuntu 16.04 LTS インストール

録画サーバ兼ファイルサーバとなっている自宅サーバに、さらにGPU機能を追加しようという計画。これを機に数年間使ってきた単純なLXC運用をLXD、もしくはopenstackに切り替えてみたいという願望もある。その場合、開発が先行しているubuntuをホストOSとする選択肢もありうる。何十年も使い続けてきたredhat系のCentOSに対してdebian系のubuntuは仕事でちょっと触ったことがある程度。それぞれ一長一短あるんだけど、よい機会なのでubuntuを触ってみる。 CentOSに関して言えば、kickstartからchefでの構築まで全自動でインストールできるようになっている。ubuntuに関しては何一つそういう環境が存在しないので、おとなしくメディア・インストールを検討。いまどき、DVDやらBDでのインストールは面倒だし、USBメモリでのインストールが普通なのかな。そもそもサーバ側にBDドライブもないしね。USBで繋げりゃ動くかもしれないけど。こういうとき用に幾つかUSBメモリは買ってあり、そのうち32GBのものを使う。 作業PCはwin10なので、Unetbooti
2 min read
tech

Ubuntu 移行 & GPU サーバ化 検討

前々からGPUも使ってみたいというニーズがあり、今のサーバ構成の中でどのように実現するか悩んでいた。GPUの用途としては機械学習とマイニングを考えているので、出来れば高スペックなグラボを数枚用意したい。久々にNVENCの評価もできるし。現在は省スペースキューブPCのShuttle Sh170R8にM.2 SSDとSATA4本にチューナーボードまで刺しているので、タワー内は窮屈な状態。更にGPUを乗せるとなると1スロット幅のものに限られてしまう。元はと言えば、デスク脇に置くのを前提に小さい筐体を使ってきたが、今やウォークイン・クローゼット内の下部スペースに置いているので、そこまで小ささにこだわる必要もないか。 GeForce GTX 1080 AMP Edition (ZTGTX1080-8GD5XAMP01/ZT-P10800C-10P) 価格 : 71,258円(税込、送料無料) by Yahoo! ショッピング という訳で、筐体ごと大きなものに変更しつつ、久々に個々のパーツも入れ替えていくことに。これを機に自宅環境をopenstack
2 min read
tech

openldap サーバの openssh 連携

前回、レプリケーションさせたopenldapサーバを2台のサーバで起動させた。マルチマスター構成なので、どちらかさえ生きていればよいという冗長化がなされた状態だ。あとはクライアント側の設定をすればldapによる認証を利用できるようになる。何はともあれ、sshくらいはldap認証に切り替えないと恩恵が薄いので、まずはlocalでのsu認証とssh認証をldapに切り替えてみる。ssh用の公開鍵情報を登録できるように以下のような設定を追加する。どちらかのldapサーバで実行する前提。 sudo ssh ldap1 cat <<'EOF'> lpk.ldif dn: cn=openssh-lpk-openldap,cn=schema,cn=config objectClass: olcSchemaConfig cn: openssh-lpk-openldap olcAttributeTypes: ( 1.3.6.1.4.1.24552.500.1.1.1.13 NAME 'sshPublicKey'
3 min read
tech

CentOS 7.4 インストール

遂にCentOS 7.4がリリースされました。待ちに待ってたという訳でもないんだけど、チューナーやQSV関連のOS Specificな課題を解決して、いつでもOSを入れ替えられるようになった嬉しさと、ちょうどOS領域であるSSD128GBのsdaが8割を超えてしまい、256GBのSSDと換装しようとしていた時期でもあったので、この期に早速CentOS7.4をインストールしてみた。ただし、kernelについては現行のCentOS7.3でも使用しているkernel4.4を使い続けることになる。 CentOS7系はこれまでも7.1, 7.2, 7.3と全部使ってきたが、version upで困ることは特になかった。ちなみにうちの場合は、kickstartとchefで全てのコンポーネントが自動再構成できるようになっているので、厳密にはversion upではなく新OSを再インストールしている形となる。version upのタイミングでなくても、物理OSを汚し過ぎると再インストールしているので、そういった再構築は日常茶飯事。なるべく個々のミドルウェアはLXCによるコンテナ上で動かしてはいるん
3 min read
tech

openldap サーバの冗長化 @ CentOS 7.3

以前から幾つかのコンポーネントで認証を統一したいなあという希望はあった。まっさきに思い浮かぶのは当然LDAPの導入なんだけど、若かりし頃にすべてのストレージエンジンをmysqlに任せたいなんて思う頃があって、openldap+mysql環境を作ってしまってどハマリした経験がある。それ以来、構造が複雑化しがちなLDAPの導入を避けてきたんだけど、最近は扱うミドルウェア数も増えてきて、認証の統一だけでなく、単純にノードを超えたアカウント管理が欲しくなってきた。 そういう訳で久々にopenldapに触る。まずはサーバから。うちの環境は常に2台のサーバでfailsafeな構成を取りたいので、openldapサーバもマルチマスターとして構築する。サーバはldap1とldap2の2台と仮定して、2台同時に同じ作業を進める。必要なパッケージをyumで入れたら、DBの設定をコピーしてサービスを起動し、必要となる設定を投入していく。 yum install -y openldap-servers openldap-clients cp /usr/share/openldap-servers/DB
2 min read
tech

GlusterFS snapshot 機能の検証

GlusterFSで管理しているファイル群は、撮影した写真や動画とチューナーによる録画ファイルが中心。録画ファイルはTSファイルとMP4ファイルを録画時に同時生成するので、見終わった録画のTSファイルは手動で削除するみたいな運用を何となく続けていた。しかし、遂にミスオペをしてしまい、誤ってTSファイルだけでなくMP4ファイルまで消してしまった。Linuxのターミナル上で作業していたので、ゴミ箱に移るということもなく、完全に消えてしまったのだ。 こういう手作業をしていたというのは、消えてもそれほど痛くないからだったんだけど、いざ消えてみると意外と悔しく何とかしたくなる。ぐぐって復旧させる方法を調べてみる。ext4であれば幾つかありそうなんだけど、前回のバージョンアップ時にxfsにしてしまったために、その方法も使えない。おのれxfsめ。。。諦めかけたそのとき、8TBにリプレイスする前の3TBディスクがまだ手元に残っていることを思い出す。対象の録画ファイルはかなり古い時点のものだし、もしかしたら、3TBディスクに残っているかも! 3TBディスクに残るデータは当時の容量からすると17分
3 min read
tech

CentOS7 + kibana + Elasticsearch 構築

先日準備したElasticsearchの上にkibanaを構築していく。kibanaで手軽にwordpressのアクセス状況を解析したい。手癖の悪いクローラーがDoS攻撃のようになって、レスポンスタイムが著しく遅くなったことがあった。一見するとサーバ側には何も問題が起きていないため、逆に原因を特定しづらい。こういうときに、HTTPステータス数やIPアドレスごとのレスポンスタイムを集計したグラフがあったりすると、すぐに問題を判別できる。無名のクローラーなんて全部拒否っちゃえばいいんだけどね。 環境はいつも通りのCentOS7。lxcで切り分けたコンテナ上で作業しているけど、物理OSでもあまりやることは変わらないはず。kibanaのインストールは非常に簡単で、公式からダウンロードしてrpmで入れるだけ。設定ファイルは/etc/kibana/kibana.yml。あまり書くことはなく、Elasticsearchがremoteの場合はそのURLを書くくらい。うちはkeepalivedで張っているVIP側もLISTENして欲しかったので、server.hostの設定を加えておいた。具体的には
2 min read
tech

CentOS7 + Elasticsearch クラスター 構築

今更だけど、elasticsearchを導入する。モチベーションは、とりあえずダッシュボードとしてkibanaを使っていきたいから。手癖の悪いクローラーが来ると、wordpressのレスポンスがスローダウンするんだけど、いちいちaccess.log見て調べるのも億劫なので、普段から簡単に見れるようにしておきたい。おいおいは全文索引の検索エンジンとしても使っていくつもり。検索エンジンというカテゴリで考えれば、もう幾つか選択肢はあるんだけど、esはクラスターとしての運用が考慮されているのが素敵。 検索エンジンは一般的にデータの増加に伴って2次関数的な性能の劣化を引き起こす。それを回避するために、データ構造に合わせたスケールアウトが必要となる。esはそのためindexをshardと呼ばれる単位で分割して管理する。動的にノード数を増やすことで、replica数を増やしたり、indexのsubsetであるshardのノード配置を組み替えて、性能を最適化してくれる。ただし、このshard数については動的に変更できないので、成長しそうなindexは予め多くのshardに分けておくなどの工夫が必要
2 min read
tech

GlusterFS v3.9 の Split-Brain 障害対応

先日、わずかサーバ2台だけの我が家でSplit-Brainを経験した。いくつかSplit-Brainを引き起こすようなマルチマスターのクラスターソフトがあるのだが、見事にSplit-Brainを引き起こしたのがGlusterFSだった。以前にもGlusterFSのSplit-Brainは取り扱ったことがあるが、今回はバージョンアップ後の初めてのSplit-Brainとなる。いつも通りに対応しようと以下のコマンドでsplit-brainしているファイルやディレクトリを確認する。 gluster vol heal gfs info 出力からして以前のバージョンと異なっており、gluster vol heal gfs infoでsplit-brainしているファイルが表示されるようになった。以前はreplicaがないようなheal対象のファイルは表示されていたが、split-brainは対象外だった。GlusterFSのログを覗いてみないと、その発生を把握することできなかった。どうやって気付いていたかというと、障害やメンテで片肺になったために自ら調べたか、実際にアクセスできないファ
2 min read
tech

ネットワーク起因で真の Split-Brain 障害発生

今までも何度か扱ってきたSplit-Brain問題。うちの環境で起き得るのは、マルチマスターになっているGlusterFSやMariaDB、ElasticSearchなど。これまで経験したSplit-Brainは、そうは言いながらも片側のみ更新されて、もう一方が更新されないというもの。正しく更新されている方にキャッチアップさせればいいだけなので、それほど難易度は高くない。あるいはSplit-Brain対策で書き込み停止してしまったサービスをどうするか、というものもあったかもしれない。真の意味でのSplit-Brainを経験することはなかった。 では、真のSplit-Brainとは何かと言うと、分断されたクラスターがそれぞれにマスターになってしまって、別々の更新を受けてしまうこと。こうなってしまうと、それぞれのクラスターに行われた更新を整合性を考慮しつつ、おそらくは手動で修正していく必要がある。我が家の環境はたかだか2台のサーバ構成だし、まさかSplit-Brainが起きるとは思っていなかったし、むしろSplit-Brain予防のための書き込み防止が邪魔だなと感じていたくらい。しかし
2 min read
tech

GlusterFS バージョンアップ 失敗!

自分の環境においては、すっかり中心的なインフラとなったGlusterFS。唯一の悩みがバージョンアップ運用をどうするかだった。というのも以前マイナーバージョンを上げてみた際に、著しくI/O性能が劣化してしまって、バージョンを切り戻した経緯がある。加えて、自分の環境のkickstartやchefなどの構成管理システムがGlusterFSに依存してしまっており、GlusterFSに問題が起きるとOS再構築すらままならない。この状態に陥ると手詰まりになってしまうため、GlusterFSのバージョンアップは悩ましかった。 現在の自宅環境はHDFSなど、一部のミドルウェアでQUORUMを成立させるために、2台のファイルサーバに加えてZBOX AD11で構築した3台目のサーバが存在する。zookeeperが入っているだけなので、その気になれば検証やその他の用途を兼ねることも可能。いざというときのためにkickstartやchef環境を3台目のローカルディスクにもコピーしておく。これで万一GlusterFSが死んでも、このサーバを起点にしてサーバを再構築することが可能となる。 以前は適当にバ
3 min read
product

ヘリウム充填HDD Western Digital WD80EFZX 8TB 購入

自宅環境にGlusterFSやらHDFSやらの分散ファイルシステムがあるため、なるべく大きなストレージを確保しておきたい。長らく8本の3TBディスクでやりくりしてきたが、録画サーバを構築してからデータ増量に対して総容量が心もとない。現時点で最大の容量となる8TBディスクに入れ替えていくつもりで、ST8000AS0002を何本か購入。じわじわと増やして8TBディスクが4本、3TBディスクが4本というストレージ構成になった。これをGlusterFSのミラーで使っているので総容量は24TBという計算だ。 Western Digital 3.5インチ内蔵HDD WD Red 8TB バルクハードディスク WD80EFZX-LOG 価格 : 38,080円(税込、送料無料) by Yahoo! ショッピング 以前も触れた通りST8000AS0002には連続稼働で突然オフラインになるという問題がある。完全にデバイスが見えなくなってしまうので、OS再起動するくらいしか手はない。当初の発生率はかなり低かったので、だましだまし使ってきたのだが、時間の経過と
3 min read