忙しいときに限って自宅サーバが壊れる。一時的に読み込み専用のファイルシステムになったのに、再起動したら直っちゃったから先延ばしにして使い続けたからかな。遂に再起動しても読み込み専用のままで書き込みできなくなってしまった。ディスク2枚あったしミラーしていたはず、とか思いつつ見てみると何もしていなかった。ミラーだとオペミス救えないから、手動で同期しようと考えて何もしていない。自宅サーバの運用はずさんの典型になるね。読み込みだけできるうちに別のディスクへデータを退避。
実際にはあらゆるメールを自宅サーバで受け取っていたので想像以上に不便。一刻も早く直したいが仕事は忙しいし、細かい移行を考えている余裕がない。思い出したのが、さくらのVPS。仕事でも仮想サーバは使っていたし、思ったよりも便利な印象。もともと、さくらの専用サーバには入っていて、そこで動かしている機能をVPSに移して、毎年10万円以上かかっている専用サーバをやめようとも考えていた。4、5年前のサーバスペックに10万円かかるって、コストパフォーマンスが異常に悪く感じてしまう。
さくらのVPSはすぐに使えるって事で、早速申し込む。リソースはメモリ512MB、ディスク20MBと少な目だが、DNSやメール程度であれば充分。仮想化はKVMで完全仮想らしい。しばらくすると準備が整って、VPSコントロールパネルから操作してみる。CPUとかトラフィックがグラフで見れる。リモートコンソールで、普通にコンソール作業も出来るね、便利。rootのパスワード変更がわからないので、とりあえず再インストールを試してみる。CentOS5の64bitでセットアップが完了。ログインしてみると、特にエコーバックの遅延もなく快適に使える。
DNSは専用サーバの方で動かしていたので、とにかくメールサーバを移行する。postfix + postfixadmin + cyrus-sasl + dovecot + mysqlで構築。自分で作ったとはいえ、めんどいな。既に仕事で徹夜続きなのに、この対応作業で更に眠れない。が、死ぬ気で作るとすごい早さ。人間の底力って侮れないねwww 何とか出来たもののsmtpのポートが動かない。iptablesを取っ払っても変わらず。改めてさくらのHPを見直すと、評価期間中はsmtp使えない模様。即座に本契約に切り替えてメールサーバ復活!!疲れた・・・。