おサイフケータイは以前から使い続けているが、その中でも利用頻度が高いのがモバイルSuicaだ。少なくとも電車代払うのに使うし、駅周辺の施設でもSuicaが使える事が多い。いまどき、車中だろうが移動中だろうがスマホをいじる人が殆どだろうから、そのままスマホを使って、改札を出れる利便性は1度経験するとやめられない。適当なカードを紐付けて使うと、ポイントは付かないわ、年間1000円取られるわ、で散々。モバイルSuicaを使うなら、ビックカメラSuicaカードがほぼ一択。Suicaチャージでポイントが1.5%付くし、オートチャージも使えて、モバイルSuicaの使い勝手が一段と増す。
Yahoo!Japanカードのときも言ったが、カード数を最小に抑えるには単機能のカードを持つ訳にはいかない。ビックカメラSuicaカードはビックカメラでの購入が優遇されるし、当然ビックポイントも付与される。それに加えてSuicaとしても使えるのでカバー範囲は広い。ビックカメラでの購入は店舗が生活圏にあるかどうかにもよってしまうが、今はビックカメラ.comもあるので大体の人は使おうと思えば使えるだろう。ライバルのヨドバシカメラのクレカが単機能である事に考えれば、ビックカメラをひいきする理由にしてもよいと思っている。
もう1つビックカメラSuicaカードを推したい理由がある。間接的ではあるが、Amazonが送料有料化したことで、全品送料無料のビックカメラ.comを使う機会が増える事だ。同一商品であればビックカメラ.comで買って送料を浮かすというのは充分ありうる。ネットでの購入が中心となってから、ヨドバシカメラやビックカメラでの店舗購入は激減し、それに伴ってポイントをロスした事は1度や2度ではない。ビックポイントもネットで管理出来れば、ロスする確率が減るかもしれない。
問題はビックポイントをSuicaに変換できなくなった事だ。以前より変換レート(3:2)が悪くなってしまったので、実質的にSuicaに変えて使う人はいないだろう。それなら何でもいいからビックカメラ.comで使ってしまった方がお得だ。ここは惜しい、実に惜しい。ポイント消化でSuicaに逃げられる事を恐れたのだと思うが、この点こそ利用環境の限られたヨドバシのゴールドポイントと差別化できるチャンスだったのに。こういうところで一意性を出してくれれば、あえてビックカメラで買うという可能性すら生まれるはずだ。ポイント利用の範囲を狭めるのでなく、広げる事で購入機会を増やす方向に舵を切り直して欲しい。
最近はAmazonで見たものが送料無料に満たなければビックカメラ.comを覗いている。しかし、なかなか探している商品がないのも事実だ。ミラーレス一眼カメラを買ったのでその備品を探していたのだが、レンズフィルターなどはAmazonにはあってもビックカメラ.comにはなかった。店舗名にカメラが入っているんだから、そこは何とか頑張って欲しかったw Amazonから人が流れてきている今がチャンスなのだから、この時流をうまく捕まえて他にはないサービス性を確立してもらいたい。