4K+HDR 対応テレビ KJ-43X8300D レビュー

念願の4kテレビを購入してから数週間が経過したので、その使用感をまとめてみる。主な用途はPCのモニターとyoutubeやkodiを使った動画視聴。やはりリアルタイムの放送波はあまり見ることがなさそう。一番の変化はyoutubeをよく見るようになったこと。特にゲームのプレイ動画を見るのが楽しい。もともとゲームセンターCXで他人のプレイを楽しむ下地は出来ていたのだが、youtubeで達人たちのプレイを見るのが、こんなに楽しいとは。ひっさびさにゲーム目的でゲーム機が欲しくなったw4kテレビを生かすにはそれこそPS4 Proが1番相性いいはずで当然探してはいるんだけど、今は売り手市場過ぎて買う気がしない。早く落ち着いて普通に買える時代になって欲しいですね。。。一時凌ぎでslimの方を買おうか迷ってるほど。

という訳で、今回のレビューはPCでの利用が中心となる。当初はshuttle SH67H3のWindows10にELSAのGeForce GTX 750 Ti SP(GD750-2GERTSP)を刺して、Mini Display PortでKJ-43X8300DのHDMI1に接続。4kでの表示は特に問題なく設定できた。ほとんどのアプリはそれほど違和感なく使えたんだけど、黒背景に緑文字のターミナルが少しおかしかった。普段の緑よりやたら明るい色だったし、配置場所によってもその緑色の明るさが変化する。見づらいほどではないから、そのまま使っていたんだけど、そういうものなんですかね。

続いてkodiで適当な動画を再生してみる。いつも通りアメトーークの録画で評価したんだけど、思った以上に人物の輪郭が粗い。うーん、こんなものかあ。続いての動作確認として、Android TV側のyoutubeを見てみる。もちろんソースの画質に依存はするけど、高画質なものは素晴らしくきれい。気になったのでAndoroid TV側にもkodiをインストールして、アメトーークの録画を再生してみる。これがまた、見違えるほどきれい。PCでの再生は何なんだろ。PC内の再生だと、いわゆるアップスケールが働かないとか?

kodiの設定比較やテレビの設定確認をしているうちに、BRAVIA側に画質モードというものが存在することがわかった。PCが表示されるHDMI1はこれがグラフィックモードになっているが、Android TV側はスタンダードモード。この違いが大きな画質の変化を生んでいた。それぞれの細かいコンフィグレーションを確認して、グラフィックモードのままでも動画がきれいに見えるように設定しようとしたが、テキスト表示と動画表示の両立は不可能でした。

画質モードの切り替えは視聴中メニューから画質モードを選んで、十字キーでトグルして選択する。グラフィックモードからスタンダードモードは順序的にかなり遠いので、手動での切り替えはやってられない。オート画質モードという設定もあったので、これを有効化してみた。ところが、kodiで動画を見てもグラフィックモードのまま。どういう条件で画質モードを切り替えてくれるんだろうか。。。PCでの画質は諦めるか、作業用と視聴用のPCを分けるか、Android TVのみで見るようにするか。

あれこれ悩んでいると視聴中メニューの中にライブサッカーモードという選択があることに気付く。試しに選んでみると一瞬できれいな画質に切り替わる。画質モードを確認してみるとスポーツモードに切り替わっていた。スポーツモードはスタンダードモードより更にコントラストが強いようだが、いうほど大きな差ではない。PCで動画を見るときはライブサッカーモードに切り替えるくらいであれば、許容範囲の運用になりそう。本当はオート画質モードが仕事してくれるのが一番なんだけど。

これで画質に不満はなくなったのだが、一部のビットレートの高い動画で再生遅延が起きることがあった。数分に1回くらいは起きていたかもしれない。音声は進むが、映像が停止してデジタルノイズ的に乱れた後、しばらくするとキャッチアップするといった具合。これはPCのkodiでもAndroid TVのkodiでも起きたので、BRAVIAの仕様と考えていた。そのうち、パッチで直ってくれればいいかな、と。

ノートPCのVaio Duo 13も4kのHDMI出力を持っていることに気付き、これもBRAVIAに繋いで試してみる。正しく4k表示が可能なのかどうかを確認したかっただけなのだが、繋げてみるなり妙にきれいな気がした。ターミナルを開いてみると、黒背景に見慣れた緑文字。窓を上下左右に振り回しても色合いが変わるようなこともない。あれ、全然普通に表示することできるんじゃん。



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続いて、kodiでの動画視聴も確認。やっぱりこっちの方が画質いい気がするな。ソースのグラフィック性能の影響か、あるいはMini Display PortとHDMIの違いかで画質がかなり変わるってことなのか。さきほど指摘した映像乱れもVaioのkodiで再生すると発生しない。Vaioの方が100倍いいな。このままだとGeForceやらキューブPCやらはもはや処分ということに。。。ZBOX CI520のHDMI出力も4k対応しているので、時間があるときにこちらも試してみよう。

以上のように、PCで運用するには幾つか注意点がありそうだが、結果的には希望を満たすような使い方が出来ている。モニターとしてはかなり大きいので、気が付くと首が肩の上に座っていて疲れることもある。ただ、大きいからこそ意識してしまうだけで、以前のモニターでも多かれ少なかれ似たようなことはあったようにも思う。操作領域も大きいので、左上のショートカットから中央の窓に移動したりとか、左下のメニューで起動して右下の常駐プロセスを確認したりとか結構遠いw 大きい画面ならではのアイコン配置もあると嬉しい。総合的にはリモートデスクトップ画面や動画視聴等を窓化して、更にターミナル作業が出来たりするので、生産性も満足度も高い。うーん、リビングのテレビも買い換えたくなるなあw

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