夏に2台目のPX-Q3PEを購入したところ、1台目のBS受信感度に異常がある可能性に気が付いた。全く同じ放送経路にも関わらず、新PX-Q3PEの方はBSの受信感度が強過ぎるのに対し、旧PX-Q3PEの受信感度は明らかに弱い。そもそもの異常に気付いたのは、ちょうどテレビの契約をフレッツ・テレビからドコモ光テレビオプションに切り替えた頃なので5月頃まで遡る。旧PX-Q3PEを購入したのは去年末頃だったので、半年ほどで異常が起き始めた計算だ。当初は、疑うことなく切り替えの影響と考えていた。
◇ PLEX/プレクス 地上デジタル/BS・CSクアッドテレビチューナー PCI-Express対応/内蔵型 PX-Q3PE ◆宅
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1年の保証期間的にもそれほど猶予はなくなってきたので、販売元のPLEXに問い合わせてみることにした。公式の問い合わせフォームを埋めていくと、シリアルNoの記入欄が。出先では当然わからずに帰宅後に箱や書類を確認する。覚えている限りでは何のマニュアルも付属していなかったので、箱に記載がない以上は本体を見るしかなさそう。わりとしまい込んだ状態だから筐体開けるのが億劫。。。
ボードを直接見てみると表面にPXQ3PEEという文字列と7桁の数字で構成されるIDを発見。他にシリアルっぽいのないし、これをメモっておく。ついでに2枚目の方のIDも。面倒なので、シリアルは取り付け前に予め控えておくことをおすすめします。サポートの方と何度もやり取りするのは日程的な負担が大きいので、調べたことはなるべくまとめて連絡する。新ボードと比べてBSのみ明らかに受信感度が低いこと、5月を境に突然受信感度に変化が起きたこと、など。
何度か見返してフォームを送信すると、お決まりの受付を報告する定型メールが送られてきた。返信は翌々営業日、週末も挟んだので4日後。ちょっと遅く感じたけど、1回で製品検証の判断をしてくれた。正式な検証依頼書(ちょっとお役所的)を改めて送付すると製品配送の受付先を教えてもらえた。2週間以内に送らないと問い合わせチケットを破棄するらしいので、ご注意を。翌日早々に投函、翌々日には先方に到着した。
そこから8日間、全く音沙汰なし。検証に1週間~10日間かかるかもと言われていたので仕方がないけど。8日後に届いたメールに愕然。送付した製品が本日到着して、これから検証に入るとのこと。更に検証には今から1週間〜10日間かかると。さすがにこの8日間は何だったんだということでメールを返信。翌日に製品到着の報告が遅れてしまっただけとの回答。ついでに検証も完了して、BSチューナーの異常を確認したので代替品を送付してくれると。数日後に無事代替品が届いた。
取り付ける前に届いた代替品のシリアルNoを念のため確認。送付したものとは違うものだったが、5桁の番号は若返っていたので、別の故障品を修理したものとかかもしれない。とりあえずは筐体に取り付けて動作確認。根元のアッテネータだけで、2枚のPX-Q3PEは地上波もBSも同等の動作をしてくれた。ブースターやらアッテネータやらでごちゃごちゃした配線もすっきり。少し時間かかった気もするが、適切な判断・対応をしてくれたカスタマーサポートは信頼できそう。何はともあれ、これでやっとスタートライン。まだ新番組の予約は間に合うので、この秋から録画サーバの運用を始めてみよう。