恒例ともなった何度もの発売延期を経て、遂にDQ9が発売となった。さすがに昔ほど熱く感じる事はなかったけど、やはり発売日ともなると動向は気になる。当日(7/11)はたまたま、車で錦糸町の方まで出掛けていたので、ふと秋葉原のヨドバシカメラが近い事に気付く。用事を済ませると既に時間は21時を過ぎていたが、ちょっとでも雰囲気見てみようと思って向かう事にした。幸い道程は順調で21時半には現地へ到着。急いでエレベータに乗ると、閉店も近いというのに何人もエレベータに乗り込んでくる。しかも、ゲーム売り場フロアのボタンしか押されていないwww
こいつらも同類かあ、と多少の一体感を覚えつつ、フロアを降りてみるとレジに向かって30人は超えるであろう長蛇の列。それを見て、この状況で買うのはウンザリだなあ、と感じるかと思いきや、実際の行動は早くソフト持って並ばなきゃ!というものだった。様子見だけで買うつもりはまるでなかったのに、集団心理と言うか勢いというのはこういうものなのだろうか。よく確認してみると、並んでいるのはDSと共にDQ9を買う人のみで、ソフトだけ欲しい人は別のレジですぐに購入出来た。DSごと買う人だけで、あの人数と言う事で、改めてDQ9のキック力を知る・・・。
早速、帰宅後にDQ9を始めると、まずはネットゲームのように主人公キャラクターをメイキングする。ヘアスタイルや目のデザイン、肌の色などを選んで好みのキャラクターを作成する訳だ。シナリオそのものは、いつものようにあれやれこれやれとお使いを頼まれる。こういうパターンにもそろそろ飽きているのでは?と思っていたが不思議と先が気になる。この辺りがやはりDQの魔力なのだろうか。そんなこんなで進めていくと、徐々に今作のゲームデザインが見えてきて、DQ3に近いそれであることがわかった。自分以外の仲間3人をキャラクター・メイキングでエディットして、ルイーダの酒場で仲間にする。今回は順当に戦士・自分(旅芸人)・僧侶・魔法使いの構成にする。
いつもの通り、パーティでレベルを上げて装備を揃えたりしていると、戦闘にて見慣れないアクションが発生する事に気付く。それは『必殺技』というものだ。これは職業ごとに異なるようで、例えば旅芸人だったら回避率がアップする『アクロバットスター』などだ。僧侶や魔法使いの必殺技もあるのだけど、これってFF11の各ジョブの2時間アビリティ(2時間に1回だけ使える必殺技)に酷似している気がする。例えば、以下の必殺技など(攻略本より)。
- DQ9戦士『会心必中』・・・必ず会心の一撃 → FF11戦士『マイティストライク』・・・一定時間必ずクリティカル
- DQ9僧侶『ゴスペルソング』・・・全員のHPと状態異常の回復 → FF11白魔道士『女神の祝福』・・・同一
- DQ9魔法使い『ミラクルゾーン』・・・MP消費なしで魔法が使える → FF11黒魔道士『魔力の泉』・・・同一
- DQ9パラディン『パラディンガード』・・・あらゆるダメージ無効 → FF11ナイト『インビンシブル』・・・物理攻撃無効
職業デザインも各職業ごとにLV1から上げていく、などFF11のジョブ・デザインを想起させる。こういう流れから想像すると、FF11のように、LV上げや追加クエストで寿命を延ばすようなゲームデザインなのかもしれない。マルチプレイも可能なようだしね。
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