AmazonのFire HD 8を使い始めて、タブレットで読書するという文化がやっと根付いてきた。Kindleだけではなくて、Primeリーディングや読み放題プレミアムで提供されている書籍もタブレットで読むと相性がよい。非常に気に入っていたFire HDだったが、利用頻度が上がるにつれて徐々にストレスも貯まる。中でも特に気になったのが処理遅延で、アプリの切り替えにやたら時間がかかるようになってくる。再起動で解消はするんだけど。
この問題はおそらくスペック的な問題だろう。Braviaのandroidにもスペック不足による問題があったので、スペックについてはユーザー側で選択できる余地ができるようになって欲しいものだ。もう1つの問題は出先での通信方法。手持ちのスマホからWifiでテザリングすることは可能なんだけど、隙間時間の場合いちいち繋げるのは煩わしい。Bluetoothによる常時接続が望ましいんだけど、あいにくFire HDにはBluetoothが存在しない。
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また、隙間時間にタブレットで本を読んでるのにスマホ側にLINEが届いて、持ち替えて対応するのも極めて面倒。この手間があると短時間の場合にタブレットを使おうという気にはなれない。これは自宅でAndroidタブレットを運用しているときにも言えて、リビングではタブレットさえあればよいと思ったのに、LINEに反応するためには結局スマホが必要という状況だった。つまりタブレットのみでの運用を実現するには、スマホと同様な形でLINEが使えるようにしなければならない。
そんな経緯で、より高スペックで常時接続可能なタブレットが欲しくなってきた。順当に考えてAndroidタブレットかiPadなんだけど、Kindleの使い勝手を考えると内蔵メモリが潤沢なiPadがよさそう。そして、難題であるLINEについても、androidタブレットの場合は別アカウントで運用するしかないのに、iPadであればスマホと同一のアカウントで共有できるというのが強烈なメリット。もうほぼこれだけの理由でiPadにすることを確定した。
そして、最後まで迷ったのがセルラーモデルにするかどうか。サイズ的にも値段的にも選択しやすいiPad Mini 4はドコモのオンラインショップには在庫なし。しかし、最寄りのドコモショップにはたまたま1台だけ在庫があった。これがなければ迷うことはなかったんだけどね。旧モデル扱いだったので月々サポートの額も大きく、ほぼ回線費だけでセルラーモデルを運用できそう。それでもタブレットにどれだけ常時接続性が必要なのか何度も悩んだ。
そもそもiPadをネットに繋げるだけなら、スマホのWifiテザリングでまったく問題ない。スマホ側の設定が煩わしくはあるんだけど、iPhoneとiPadであればワンタップで接続可能。しかし、自分のiPhoneは社用で持っていない時もある。その場合は私用のXperiaを使うことになり、スマホ側の作業なしで繋ぐならBluetoothテザリングになる。そのBluetoothの問題点はどうしてもダウンロード速度が1Mbps前後まで遅くなってしまうことだ。
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中心的に使おうと思っている読み放題プレミアムはブラウザで都度通信が発生するので、Bluetoothだと何ページかごとに数秒待たされることになる。これをダウンロード型の読み放題サービスに切り替えると、そこで500〜1000円くらいかかるわけだから、その分を回線費に当てるという考え方もありだろう。回線費は月2500円くらいかかるので、全部が賄える訳ではないけど。一番いいのはiPhoneを使って、都度Wifiで接続することになるね。
という訳で、ネット接続手段は幾らでも選択肢はあるんだけど、今の自分には手頃な方法がないし、LTE通信の快適さも1度くらいは味わってみたいので、今回は思い切ってセルラーモデルを買うことにした。同じ端末で、LTE通信とWifiテザリング、それにBluetoothテザリングの使い勝手を評価するという名目でw 将来、iPhoneに買い換えてネット接続が不要になったら、LTE通信対応のPCとかで使えばいいかなあとか思ってます。1枚くらいそういうsimがあってもいいよね!