Tag Archives: skylake

録画サーバ構築 QSVエンコード VAAPI編

QSVエンコードを再考する。現在はCentOS7.2でIntel MSS 2017を使ってハードウェアエンコードしている。録画処理時に並行してリアルタイムエンコードをしていると、たまにffmpegがハングしてしまう。ハングしたプロセスは割り込み不可となるため、OS再起動以外に消す方法はない。放置していても問題にはならないんだけど、録画処理を行っているlxcコンテナを再起動できなくなったりするのが不便。割り込み不可のプロセスがいる状態でコンテナを再起動すると、停止も起動もできなくなってしまう。... 続きを読む

録画サーバ構築 SH170R8+PX-Q3PE ノイズ対策編

もともとのSH170R8の位置付けはサーバ用途で購入したZBOX CI520+外付けディスクアレイと録画サーバ用途として購入したSH67H3を統合する事。GlusterFSとしての動作は特に問題なかったが、PX-Q3PEでの録画には何故かノイズが多かったので、SH67H3での運用に切り戻していた。そのときはCentOS7をkernel4系に上げていたので、それが原因かもと考えた。最近やっと、SH170R8でもCentOS7.2の標準kernelで構築できるようになったので、再び録画サーバとしての機能を移植してみる。... 続きを読む

録画サーバ構築 QSVエンコード Skylake+Linux編

今更ながらshuttleのSH170R8機でCentOS7.2の標準インストールに成功したので、skylake CPUでのQSV検証を進める。skylakeに対応したMedia Server Studio 2017がIntelより数ヶ月前にリリース済み。今回のMSSはCentOS7.2のkernelを推奨しているので、このディストリビューションであればインストールは容易。DLしたMSSを以下のようにインストールして再起動。... 続きを読む

録画サーバ構築 Skylake+CentOS 再検証編

初めて購入したSkylake機にCentOSがインストールができず、それ以降インストールできないものと思い込んでいたが、CentOS6は普通にインストールできたよというありがたいコメントを頂いた。確認したのはCentOS7インストーラの起動失敗だけだったので、問題の特定も含めていろいろ検証し直す事に。以前、インストールに失敗した筐体はshuttleのSh170R8で、既に2台目も購入してある。1台目も2台目も同じサービスが提供できるように作ってあるが、一応マスターは1号機なので、新規に購入した方の2号機で検証を進める。... 続きを読む

録画サーバ構築 Skylake+CentOS 断念編

後日、異なる事実が発覚したのでこちらを参照下さい(2016年10月追記)

結論から言うとSkylake機sh170r8でのCentOS録画サーバ運用は断念しました。あくまでSkylake+CentOS+PX-Q3PEを諦めただけで、Skylake+Win10+PX-Q3PEやSkylake+CentOS自体の運用は問題ない。Skylake機から録画サーバ機能は外したけど、GlusterFSを中心としたファイルサーバとして今後も利用していく予定。前回、録画サーバを作りあげてから一見まともに動いていそうだったので、実はPX-Q3PEを買い増した。念願の2台体制。作業効率上がった事も嬉しいんだけど、両ボードの差異を検証できるようになった事が大きい。そこで気付いたのが2つのボードでBSの受信感度に大きな違いがあることだった。... 続きを読む

録画サーバ構築 Skylake+CentOS 検証編

後日、問題が発覚したのでこちらを参照下さい(2016年8月追記)

Skylake機でLinuxを動かすにはkernel4系を使う必要がある。PX-Q3PEを利用するには必然的にKVMにデバイスパススルーするくらいの方法しかない。kernel4系でもデバイスパススルーが問題なく使えるかどうかを試してみる。前回、CentOS7.2をベースにkernel4.6を導入して無事Skylake機を起動させる事ができた。ただし、2回ほど不可解なネットワーク障害(OSからNICが見えなくなる)があった。いずれも再起動ですぐに直ったが詳細は未調査。ちょうどこの頃にkernel4.7がリリースされたので、試しにインストールしてみたが、残念ながら起動中にエラってしまった。このリリースはネットワーク周りの改善もあるらしいので、また時間のあるときに挑戦してみたい。... 続きを読む

録画サーバ構築 Skylake+CentOS 構築編

前回sh170r8でPX-Q3PEを使う筐体を組み上げた。今回はこのskylake機にCentOS7をインストールする。通常のCentOS7はskylakeに対応していないので、Kernel4系に変更したCentOSを用意する。kickstartでのCentOS7インストールをやるだけやってみたが、anacondaの起動途中でハングってしまった。kernel4系の動作検証機としてZotac AD11を使用する。このサーバには既にCentOS7.2がインストール済み。このkernelをまずは4系に変更してみる。kernel4系の最新は4.6。手順は以下。... 続きを読む

録画サーバ構築 Skylake+CentOS 準備編

最近自宅環境でもいろいろやり過ぎてサーバ環境がごちゃごちゃしてきた。これだけサーバやらディスクアレイやら動かしているとさすがに電気代も気になるし、何よりもUPSの電源ポートが足らなくなる。幾つかの機能を統合して筐体を減らしたいと思い始めていた。そこで目に止まったのがshuttleの新型機sh170r8。現行のsh67h3と同様のPCI Expressスロットが付いており、GD750-2GERTSPとPX-Q3PEは併用可能。一方、スマートカードリーダーPF-001CRは使えなくなるので、USB接続のスマートカードリーダーを用意する必要がある。カードリーダーを外に繋ぐのが美観的にイマイチなので、マザーボード上の内部USBピンを変換して接続し、カードリーダーも筐体内に入れるつもり。... 続きを読む