自分のスマートフォンは2年前に購入したXperia Z1(SO-01F)。androidのversion upは見捨てられたし、動作ももっさりしてきたしそろそろ買い替えの頃合いかも、と考えるのは至極当然な流れ。そんな折、10月末にXperia Z5(SO-01H)が発売され、先週末にはcompactが、そして来週にはpremiumも。Z4が発熱問題でひどい評価だったので、待ち遠しかった人も少なくないはず。
即座に購入したかったものの、Z4とZ5は同じCPUという事もあり、しばらく先人のレビューを熟読する日々が続く。ちょっと気になるコメントがあったりしたものの、某サイトの評価でもグダグダだったZ4のレビューとは明らかに傾向が違うので今回は大丈夫そう。万全を期して先週末Z5への機種変更を済ませてきた。
実際の動作については、既にあるレビューの通りで基本的に高評価。動作はきびきびしているし、発熱なんか全く気にならない。大量のインストールやゲームなど、負荷の高い操作をすればさすがに熱は持つが、それはZ1で感じていた熱さと変わらない程度のもの。バッテリーは充電忘れても2日くらい持ちそうな勢いだし、画面はZ1と見比べても非常に鮮やかで言うことなし。
Z1とZ5について、ちょっと具体的な比較を考察してみる。例えばブラウザゲームのバトルエフェクトがZ1だともっさりと5〜6秒かかっていたが、Z5だと数秒くらいで処理が終わる。PCで見ると1秒くらいなのでもう少し速いと尚いいんだけど。
次にchromeの起動を見てみると、Z1でも速いときは今でもわりと速くておそらく1秒しないくらいで起動してくれる(体感ばかりですみません)。比較するとZ5でのchrome起動は少なくともそれよりは間違いなく速い。1秒未満の速さの違いなんて人間には体感できないような気もするが、それでもZ1より明らかに速さが増している事くらいは確実にわかる。
ただ『Z1でも速いときは』と条件付けさせてもらった通り、私のZ1はタイミングによって動作がやたらもっさりしてしまうことがある。この状態になるとひどいものでchromeの起動及びタスクスイッチやホーム画面の表示すら秒単位でかかってしまい、下手すると10秒くらい待ってる気がする。購入直後は当然そんなことなかったようにも思うのだが、その頃の記憶は曖昧になってしまっているので、今さら比較する事が難しい(もし、あったらその時点で最悪の評価をしてそうだし)。
そう考えると、このもっさりした動きはZ1の利用時間の経過に比例してじわじわと目立ってくる類のものと考えるのが順当。ありがちな事と言えばOSのバージョンアップとか何かのアプリが悪さしているとか。こういうことはPCでもよく経験してきたことだしね。
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Z5は現時点でもっさりするなんてことはもちろん皆無で、それも相まってZ1より遥かに動作が軽快に感じてしまうのは当たり前っちゃ当たり前。問題はこのもっさりなしの感覚が時間の経過と共に変化するかどうか。今回こそ、この点を忘れずにじっくり観察していきたい。