awstats導入

ブログを書き始めてから9ヶ月。どうせ途中で飽きるかと思っていたけど、意外にもまだ続いている。記事を書く度に、誘導キーワードが増えていき、PVが伸びるのがモチベーションに貢献している。その割りにさぼっていたのがPV解析だ。まあ趣味の範囲だし、SEOやら被リンク対策など何もしていないので、大して意味はないんだけど。一応、wordpress上で動作するStat Traqというプラグインは入れているが、何となく取れている数値は一部怪しい気がする。自分がアクセスするソースIPを対象から外していないせいかもしれないが。

と言うわけで、アクセスログ解析。今までのツールに合わせてLAMP構成で探してみたが、ちょっと求めているものとは違うものしか見つからない。結局、新しいものを探すのは諦めて、使った事のある解析ツールから選ぶ事に。HTML生成型として、以下の一般的に人気のあるツールがある。

  • analog
  • webalizer
  • awstats

今まで、analog → webalizer → awstats とツールを変えてきた。awstats以外は今となっては古いバージョンしか使っていないので最近のものについては知らないが、当時はリファラ周りの解析が不足していた。今回もまずはawstatsを使う事に。以前、使っていたときの不満としては以下。

  • URLEncodeしたURL内の日本語がデコードされない
  • リファラ上の検索キーワードが検索サイトによっては文字化けする
  • 日本語化がちょっと面倒

とりあえず、本家の最新版を落として構築してみる。落としたアーカイブを解凍して/usr/local辺りに配置。tools配下に存在するawstats_configure.plに設定されているパスを自分の環境に合わせて修正する。そして、このファイルを実行するとコンフィグを生成するか聞かれるので『y』と答える。次にサイト名を聞かれるので、それも正しく答える。最後にコンフィグを配置するディレクトリを聞かれるので、自分の環境に合わせて答える。すると、該当ディレクトリに『awstats.ドメイン名.conf』というコンフィグ・ファイルが出来上がる。うちの場合、apacheのアクセスログをデフォルト名から変えているので、それに合わせてコンフィグ・ファイルを修正する。あとは、以下のコマンドですぐにデータを生成できた。

${AWSTATS}/tools/awstats_updateall.pl now

データ生成後は以下のようなURLでawstatsのHTMLインターフェースにアクセスできる。

http://ドメイン名/awstas/awstats.pl?config=ドメイン名

軽い気持ちで作ってみたところ、HTMLの日本語化は普通に行われていた。リファラの検索文字列もきちんと日本語で表示されている。唯一、URLのURLEncodeは相変わらずエンコードされたままの表示。但し、firefoxの場合はURLをフォーカスするとステータスバーに日本語に変換されたURLとして表示される。HTML上でも同様に表示された方がわかりやすいが、わからないよりは遥かにまし。awstatsで求めていた機能が全て満たされてしまったので、今回もawstatsで解析をする事に決定した。

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