自力でサドル交換 Selle SMP Extra レビュー

まあ、サドル交換に関してはそれほど難易度の高いものではなく、自力で・・・と構えるほどの作業ではない。どちらかといえば、どのサドルが自分にフィットするかということの方が遥かに重要な問題だ。最初に購入したクロスバイクも使用中のロードバイクもどちらもサドルに不満があった。数10分乗ってるだけでも硬く感じて痛いのだ。クロスバイク乗り出した初めの頃にスポーツバイク屋さんで相談してみたら、どれ買っても大して変わらないから、もう少し慣れるのを待った方がよいと言われてしまい、以降は耐え続ける日々。


SELLE SMP EXTRA エクストラ サドル
価格 : 6,400円(税込)
by Yahoo! ショッピング

今のサドルはFELTのマークも入っていてデザイン的にも気に入っているが、長年の負荷で表面が歪み始めていて、そろそろ潮時か。硬いのも嫌だったんだけど、乗車中、サドルの先で安定してしまうのも何とかしたい。お尻が痛くなるから深く座っても、気が付けば先の方に移動してしまっている。サドルをもう少し前に移動させれば済むのかもしれないが、キャラダイスのサドルバッグを固定するためのフレームを噛ませているため、今以上に移動させることが出来ない。このフレームは交換後も使い続けたいので調整範囲の広いサドルが望ましい。

まずは柔らかいサドルということで探してみると、評判のよいものはSella SMPの製品。ガチ勢ではないので、エントリーモデルで充分なんだけど、それでもTRKやExtra、Hybridと幾つかの選択肢がある。調べてみると、TRKの方が太めでロードの場合はペダリングで干渉する可能性があるらしい。ExtraはTRKに比べれば細めでスポーツバイク向きとのこと。HybridはExtraよりレールが長く、ちょっと軽い。しかし、そのレールは前側に長いため、後ろ側の調整範囲が大きいという意味になる。若干Extraよりも硬いというレビューもあったのでExtraに決定した。

届いた商品を現行サドルと比較してみると、レールが後ろ側にも広くなっているので、前側の調整範囲も大きくなった。サドルの先にずれてしまうことも気になるので、少し先を上向けてシートの広い部分で安定するように調整してみる。そもそも形状が特徴的でシート部分が低くなるような設計になっている。もしかしたらまっすぐに付けたのを錯覚してるだけかもしれない。高さはよくわからないので、現行と同じ高さにしておく。跨ると高い気もしたけど、とりあえずはこれで。キャラダイスのフレームを噛ますのが面倒なんだけど、何とか完成。

試乗してみて問題なかったので、そのまま走り始めてみる。この設定に慣らしてみようとあえてアーレンキーを持たず。やはり高過ぎたようで踏み込みが甘くなる。すぐにでも直したくなるが、アーレンキーを置いてきたので耐えるしかない。激しく後悔。とはいえ、お尻の痛みは皆無!こんなことなら、もっと早くに交換しておけばよかった。翌日、満を持して高さを調整すると、表面がつるつるなのも手伝ってペダリングが一層スムーズに。お尻がシート部分に落ち着くため、内腿がちょっと干渉するときもあるけど、しばらくはこれで様子見かな。

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