たまにはタイムリーな記事を。きっかけはスマホ版ドラゴンクエスト新作発表会のニュースだった。6月3日発表ということ以外は具体的な内容が見つからず、惰性でニュースを漁っていたところ、ラグナロクマスターズというスマホ向けのゲームが接続テスト開始とのニュースを見つけた。PC用のラグナロクオンラインをβ1から楽しんでいた自分としては懐かしさに我を忘れる。どうやらアジア向けに先行リリースしたタイトルのローカライズのようだ。接続テストはandroidでわずか2日のみ、速やかに特攻w
Playストアからのインストールはすぐに完了、早速起動を試す。懐かしのタイトル画面を見ただけでじんわり。そして淡い期待の通り、これまた懐かしのBGM。これはやばい。もう理屈じゃなくなる。20個くらいのパッチが落ちてくるので、しばらく待たされるんだけど全然苦じゃないし。ROβ時代の貧弱なパッチサーバとかログインゲームを思い出す。ありがたい記憶ではないんだけど、それすら美化されるから不思議。ROを偲びながら待つこと数10分、ようやくゲーム開始。
ログインは専用のアカウントを作る必要はなく、Lineやfacebookのアカウントと連携できる。私はとりあえずGoogleアカウントに連携して始めてみる。わずか数タップでキャラ作成画面まで行ける。PSO2とかの開始のだるさに比べると素晴らしい進化。職業と髪型と色を選択すると、懐かしのルーンミッドガッツへ。ウィザードを選んだのでゲフェンからかなーと思いきや、降り立ったのはプロンテラ。ここもROと同じ音楽で泣きそうになる。結局ノービスでスタートだから最初に職業選ぶ意味って何なんだろ。
開始直後は王様やら家族やらの会話などまったくなしで、いきなりフィールドに放り出されて右往左往。何すればいいかわからないから、とりあえず近くのポリンを叩く。幾つかレベルが上がると自動攻撃の選択肢に気が付く。攻撃対象リストの中からポリンを選ぶだけで、あとはオートで攻撃を行ってくれる。いまどきのスマホゲーはすごい。移動もマップ上のポイントをタップすれば自動。アクティブモンスターがいなければ放っておくだけでよい。さすがに見てるだけだとつまらないので、その間にぐぐってやることを探す。
どうやら頭に赤いエクスクラメーションが出てる人に話せばメインクエストが進められるらしい。あー、目の前にいるし。最初に話しかけて欲しい配置なのかもしれないけど、PCが多くて気が付かないんだよね。こういった不親切さはRO譲り。そちらから強制的に話しかけてくれていいですよ。アイテム集めやら人助けやらのクエストをこなすと経験値がもらえる。幾つかの試練をクリアする頃にはレベル10になっていて転職の許可が下りる。クエストの移動指示がマップに表示されるのでそれを選択して移動。プロンテラに入る。
言うまでもないかもしれないけど、城内の音楽も懐かしいです。マップに指示された通りに冒険者同盟本部に入ってNPCに話しかけると1次職の選択に。ROだとそれぞれの街で転職って感じだったけど、ラグマスでは全ての1次職がここで選択できる。ROでも後半はプリばっかやってたけど、序盤はウィズがメインだったことを思い出してマジシャンを選択、転職試験が始まる。簡単な質問に幾つか答えてテストに受かると、いよいよ実戦試験。いきなり別のマップに飛ばされる。
よくわからないうちに敵に襲われ始めて、必死にタップしているうちに敵を壊滅。乱戦になったときにタップがうまくいっていないのか殴られ続けることがあって怖い。こっちが焦ってるせいかもしれないけど。気が付けば指定されたアイテムも集まっていてクリア。次にどこ行けばいいのやらと、しばらくうろうろしていると突然マップ移動。画面が真っ暗になるから落ちたのかと思って焦りますよ、これ。冒険者同盟本部に戻って試験官のところに戻ると晴れて転職完了。やったー。
その後も淡々とクエストをクリアして、機能やエモーションを解放していく。たまにクリーミーとかに誤爆して死ぬのもデジャブ。そして行儀よく座って回復を待つ・・・本当にこれはROでしかないなあ。序盤の試験に参加できたのは、どちらの作品もちょっとした偶然によるもので、不思議な縁を感じてしまう。いまさら10何年も前のゲームはやる気がしない中で、プラットフォームを変更する形での実質的なリニューアルというのは非常にありがたい。昔のRO仲間を誘って参戦するしかw