2歳半になる我が子。いつからか当たり前のように話せるようになっている。朝、起きて息子と目が合うと、一緒に食事するようにリクエストされるのも、もう日常的な光景である。こうして改めて思い返すとすごく成長を感じる1シーンに思う。たどたどしい話し方が非常に可愛く感じていた時期もあったが、それなりのコミュニケーション取れる今日この頃もまた愛おしく感じる。以前のように何だかわからない変形語を楽しむというよりは、びっくりするような発言に楽しませてもらう日々である。
この間も一緒に朝食をしていると『熱いからフーフーしてね』『ちゃんとカミカミしてね』と忠告された。また別の日にカラオケ好きな息子に『カラオケ行きたいかな?』と聞いてみると『そーそー、その通り』との事。全く誰の真似やら・・・w 他にもやりたい事や、その逆にやりたくない事をしっかり主張する。『頭、洗わない!』『パジャマ着ない!』などなど。まだ発音できていなかった『きるかー(ショベルカー)』や『てぃかしゃ(ミキサー車)』も、最近は言った後に正しい発音で言い直したりしてる。もうちゃんと言えるんだね。
体力もすっかり付いて、そこかしこを走り回るので、1km先の公園まで歩かせてみた(≒走らせてみた)。さすがに途中で『おうちかえろーよ』が始まったが、目的の公園にある機関車の事を伝えると『機関車乗る!』と言って公園まで走り続けた。公園にある機関車の遊具はそんなに大したものではないので、彼の期待に応えられるのか不安になるほどだった・・・。そんな無類の乗り物好きを満足させるために、初めての電車デートを企画する。と言っても大それた話ではなく、30分くらいで辿り着ける公園へ電車移動で行くだけ。
『駅まで歩くよー』と出発したものの、早速『だっこだっこ』。歩いて駅まで行けたら今日は電車乗れるんだよ、と伝えると例の如く『電車乗る!』。見違えたように走り出すから可愛らしい。一緒に改札を通って階段も自力で上がる。しばらく二人で待っていると『電車きたー』。手を繋いで乗ろうとすると一人で乗りたかったらしく、手を振り切って恐々と入り口に足をかける。何とか乗り込んで椅子に座れたときには『電車楽しいね?』と連呼。寝そうな瞬間もあったけど貴重な電車体験を最後まで楽しんでいたね。第二弾はどこに行こうかな。