この時期、公私共に大きな変化を迎える。その1つが第2子の誕生だ。間違いなく男の子である事はわかっているので、兄弟という事になる。不思議と同じ並びの子供達は兄弟が多い。もう一方の担当業務の変更だったりするのだが、ちょうどその変わり目くらいが予定日となっていた。2番目の子ということもあり、出産後の入院中は両親に手伝ってもらい、退院後は1週間お休みをもらうつもり。早めに生まれても遅めに生まれても、異動元か異動先に迷惑をかけることになるので、時期については若干やきもきしていた。
それなりに外せない深夜メンテ予定などもあったものの、大きなサービス・リリースなどはなかったので、よい方だったかもしれない。1番目の子はサービス・リリース前後の予定日でかなりそわそわしていたが、結果的にリリース後に生まれてくれた。前に生まれる事に比べれば、きっちり仕事を終わらせて休みに入れたのだが、結局休み中も方々から電話がかかってきてしまい、家事手伝いという意味ではあまり役に立てなかった。意外とクリティカルな問題ではなく、どうでもいい電話が多かったので、もう少し頑張ってもらいたかったが。
さて、そんな中で一体いつ生まれるのかと思っていると、何と深夜メンテの当日であった。ただし、この日はそれに備えて自宅待機していたので、メンテにさえ間に合えばそれほど悪いタイミングではないかもしれない。午前7時頃には生まれるかも・・・という状況に気付く。支度を終えて10時頃に病院へ到着。立ち会う予定の長男(3歳)が、普段は持ち歩かないクマのぬいぐるみを離さなかったのが印象的。このときで陣痛は10分間隔くらい。病室を決める手続きをしたり、長男と昼食の買い出しなど行ったりしてた。
13時頃には入院する部屋の準備が出来たので、長男と一旦そちらへ移動。万が一、出産が長引いた場合の業務調整などをしておく。15時過ぎに看護婦さんより急いで分娩室へ向かうように言われる。いつ生まれてもおかしくない、との事。大きな声に驚きながらも、長男と一緒に応援する。16時、無事に次男を出産。私がへその緒を切らせてもらう。母子が落ち着くと、長男もいつもの調子を取り戻して『赤ちゃん、かわいいねー』だって。長男のときに比べれば遥かに安産だったので、ともかく一安心。おっと、仕事の準備しないとw