今年度から待望の統一プロリーグとなるB.LEAGUEが始まるため、bjリーグとしてのシーズンは今年が最後。そのチャンピオンを決める戦いが先週末に行われた。たまたま知人よりカンファレンスファイナルの観戦チケットをもらったので家族で有明コロシアムを訪れた。ミニバスの練習が終わってすぐだったので、車で有明に向かう。道中の首都高は幸い空いていた。有明には13時に到着したが、駐車場を探すのに苦労した。随時更新されているはずのナビで表示される駐車場が既に新たな開発が行われていたりして当てにならない。ぐるぐる回って離れたところになってしまったが、何とか駐車場を発見し、コロシアムへ急ぐ。建物間の距離がやたら広くてなかなか着かなかったけど。。。
第1戦となるウエストのカンファレンスファイナルは始まってしまっている。譲ってもらったチケットは自由席なので、1戦目も2戦目も見れる。ちなみに自由席だと小学生未満は無料。慣れない建物を進み、2階席から会場に入ると驚くような歓声。考えてみると屋内のスポーツを見に来たのは初めてかもしれない。音がこもるせいか、想像以上に大迫力の歓声だった。しばらくするとちょうどハーフタイムに入ったので席を探す。5人も座れる席はなかなかなくて半周以上探した。ハーフタイムショーを見ながら3Qを待つ。
そして沖縄ゴールデンキングス対京都ハンナリーズの後半が始まった。前半の沖縄有利な展開を引き継ぐ形で、徐々に点差を積み重ねる。残念ながら京都はなかなか攻め手が見つからない。3Qを完全に抑え込まれてしまって、まさかの3得点のみ。敗色濃厚な中、最後まで頑張っていたが結果は沖縄の圧勝だった。その後、1時間の休憩を挟んで第2戦が始まる。自由席は入れ替えもないので、席を確保した形でのんびり待つ。子供たちは嫁と外に遊びに行った。
イーストのカンファレンスファイナルは秋田ノーザンハピネッツ対富山グラウジーズ。一転して序盤からシーソーゲーム。盛り上がる展開に、両陣営の歓声もヒートアップ。互いの得点の度に目が覚めるような歓声が上がった。富山が追い抜くも再び秋田が盛り返したり、なかなか流れが定まらない。ペイント内を支配しつつある富山がじわじわと突き放し始す。秋田もセンターのスクリーンプレイやフォワードの1対1で勝負をしかけるものの、点差は縮まらない。中と外のリズムがよくなった富山がそのまま点差を重ねて勝利。自席が富山側だったので歓声に巻き込まれる形で、自分もファンのようにその勝利を喜んだ。
翌日のファイナルはテレビ中継で観戦。勢いに乗る富山があるいは?とも思ったが、序盤から沖縄が有利に流れを進める。大きな点差ではないが、富山は常に10点前後を追う展開。沖縄がペイント内の得点がしっかりしているのに対して、富山は徐々に外のシュートが多くなっていった。3点が入っているうちはそれでも均衡は維持されていたが、頼みの3点も外れ始めると、ゴール下のシュートもブロックされて攻め手がなくなる。焦る富山を沖縄が上手にプレッシャーをかけ、ターンオーバーが増える。そのまま流れを譲らず見事に勝利。沖縄がbjリーグの最後の栄冠を手にした。
バスケの観戦は野外のスポーツに比べると、コートの狭さもあって大変身近に感じた。今年度からは何も気にすることなく1つのプロリーグで自分の好きなチームを応援できるようになる。ファンでないチームの観戦でもこれだけエキサイトできるのだから、是非とも足繁く応援に行きたい。