徐々にPSPgoの使い勝手が上がっていき、期待通りの携帯デバイスになりつつある。今度はウォークマンの代わりとするべく、音楽プレーヤとして使ってみる。何はともあれBluetoothを利用したワイヤレス環境を目指す。今のウォークマンもスティック・タイプでイヤホンのワイヤーも最低限の長さだが、それでもマフラーやコートに絡まったりする。また、クリップが外れてイヤホンを引っ張られるのも非常に腹立たしい。なので、完全にワイヤレスで音漏れが少なそうなものを探してみる。意外とBluetoothヘッドセットは音漏れに対してルーズなようで、期待に沿う商品は余りなかった。
選択肢に入ったのはsonyのDR-BT160ASかMOTOROLAのS9。防滴仕様という事も含めて構造はかなり良さそう。しかし、音漏れに関してはどちらもシビアな評価が多かった。あとは好みの問題なので、レビュー数も多く相性の良さそうなDR-BT160ASに決めた。一応カナル型だし、イヤーパッド大きめにするとかで何とかなるだろう、きっとw ペアリングは非常に簡単で、右耳部分内側にあるPARINGボタンを長押ししてペアリングモードにする。PSPgo側も『設定』→『Bluetooth機器設定』→『Bluetooth機器管理』にて『新しい機器の登録』を選択すると、『DR-BT160AS』を発見してくれる。その後マニュアル通りにパスキーを入れれば登録完了。
今回の確認はiTuneで作成したm4aファイルで試してみた。慣れるまでかもしれないが、やはり装着しづらい。きれいにはめてしまえば、非常に軽いので耳への負担も殆どない。実際に使ってみた感じとしては音は文句なし。内臓スピーカーとでは比べ物にならないし、下手するとウォークマンよりも音質はよいかもしれない。右耳の後ろ側にジョグスイッチが付いていて、これで再生と一時停止や音量調節、曲移動などが出来る。短押しと長押しで動きが変わり、右に短く倒すと次の曲へ、長く倒すと早送りになる。しかし、この短押しが判定厳しく、ほぼ長押しになってしまう。これも慣れかもしれないが。
出力の切替はPSPgo上部にある『♪』ボタン。5秒押しで、それぞれ本体出力とBluetooth出力を切り替えられる。4?5m離れたりドアの向こうへ移動してみたりもしたが接続に問題はなかった。充電は専用のアダプタのみになるのだが、そろそろUSBタイプのものでも充電出来ればいいのになあ、と思う。最も懸念点だった音漏れだが、常識的な音量ではほぼ問題なさそうだが、音量を上げれば上げるほど明らかに音漏れは目立っていく。気を付けて使っていれば大丈夫そうだが、気を付ける事すらストレスな人は避けた方がよいかも。完全ワイヤレスの恩恵が音漏れ問題とのトレードオフという事かな。しばらくは音量に気を付けつつ、この機器を使ってみる。
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