RPGツクールMV レビュー

長男が小学生になってから、すっかりドラクエにはまっている。その熱は攻略に止まらず、彼の創作意欲まで刺激しているようだ。自由帳に敵データやら武器データをびっしり書き込んで、自分のゲームを作るんだと言っている。どんな形であれ、子供時代の創作意欲を可能な範囲で具現化してあげたく思っていたところ、『RPGツクールMV』の発表を知る。

私はこのツールを触った事はないのだが、公式サイトやプロモーションムービーを見ている限り、創作のエッセンスは充分に味わえそう。プラットフォームとしてはwin/mac/android/iOSと主要なものは網羅。HTML5ベースで、javascriptによるプラグイン開発が可能というのも気に入った。子供たちに何らかの形で開発言語に触れる機会を模索していたので、まさにうってつけ。10月後半にはベータテスターの募集もしていたので、まっさきに応募したにも関わらず、あっさり落選。くぅ〜〜〜。

RPGツクールMV

RPGツクールMV
価格:10,662円(税込、送料込)

発表を知った夏から足掛け4ヶ月近く、じわじわ解放される情報のみで息子をわくわくさせつつ、先日サンタクロースの力を借りて遂に入手。自宅のクライアント環境はまだwindowsが多いので、win版のRPGツクールMVを選択。適当にインストールして使ってみたところ、サンプルを利用したマップの作成、移動処理、敵の作成など、ほぼ直感的に作業できた。覚える事はまだまだありそうだが、つかみとしては問題なく小学生なら狂喜しそう。

次にどういう形でPCを使わせるかを悩む。適当にwindows 8.1の入ったPCをいじっていると、子供アカウントという存在に気付いて作ってみる。子供アカウントでログインすると、ファイルを削除するにも必ず親アカウントのパスワードを求められる形になるので非常に便利。これで最低限のショートカットのみ用意してPCを解放した。

実際いじらせてみると、まだ小学二年生にも関わらず、みるみる操作体系を覚えていく。すぐにローマ字打ちや半角全角の切替など覚えて、マップやら敵やらを作っていく。まだ、サンプルマップを繋ぎ合わせて、適当な敵にエンカウントするだけのものではあるが、その創作は本当に楽しいようだ。

ありがちな問題としては、たまにアプリが不正終了すること。普通に使っている分には起きないのだが、反応悪いと適当に連打してしまうので、その際に起きてるような感じ。他にも窓が非アクティブ状態なのに、ctrl+1のショートカットを押していたり。1つ1つ教えていかないといけない。一度、ツクールアプリのテキストが崩れまくって読めないとも相談されたが、生憎その場におらず再現できていない。

あとは、サンプルのオフィスマップを使ったときに、テストプレイが以下のエラーで停止した。

failed to load:img/characters/!SF_Door2.png 

このリソースはインストール時に解凍したデータのAdditionalAssetsの下にあったので、他のファイルも含めてまるっとプロジェクトフォルダの所定の場所にコピーする事で解決(RPGMV_J\AdditionalAssets\img\characters*.pngをプロジェクトデータのあるDocuments\Games\Project1\img\characters配下へ)。

その頃、次男はデュプロ(子供向けのレゴ・ブロック大きい版)で作ったノートPCでRPGを作っていましたw 次はそのオフィス内でボス戦のイベントを作りたいそうなので実現方法を調べてあげる予定ですが、オフィスマップはいろんな意味でやめませんか?w

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