ディセンバー・ボーイズ、マンマ・ミーア、スターダスト レビュー

数ヶ月ぶりの映画レビュー。この間も映画は結構見ていたのだけれど、意外と他に優先したいネタが多く、結果として随分と間を空けてしまった。年末以降に買い物が続いたため、すっかりモノログのようになりつつある。ぼちぼち他のネタについてもまとめていかないとね。メインコンテンツだった海外ドラマが何となく食傷気味になってきたせいもあって、映画は相変わらず月10本ペースで見ている(全て自宅にて)。しっかりメモっておくと意外と映画って見てるものだよね。最近は某ポータブル・プレーヤーにはまっているせいか、若干、音楽番組に押されてるような気もするけどw

今回の一押しは『ディセンバー・ボーイズ』。キャストにはハリー・ポッターで有名なダニエル・ラドクリフがいる。正直、ハリー・ポッター負けするかな?と思いつつ見始めたが、非常に感動的なすばらしい作品だった。子供の頃に見たスタンド・バイ・ミーとかを思い出した。タイトルの由来は孤児院で12月生まれの少年達の呼称。仲良しの4人が老夫婦の好意で海辺の町へ合宿する事に。そこで出会う少女や養父候補など、様々なドラマが待っている。愛と裏切りに泣き、親の愛を求め、迫りくる死に嘆き、友情を更に固くする。久々に少年時代を思い返すようなよい話だった。

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次はアップテンポで非常にノリのよい作品だった『マンマ・ミーア』。これはもはや映画というよりミュージカル。ABBAの曲を中核において物語とダンスが進行する。数人の踊りから町中の人が乗ってきて、何十人もの踊りに発展していく様は本当に楽しい気持ちにさせられる。うちの2歳児ですら、目を丸くして『これ!これ!』と褒め言葉(?)を発していたほどw 花嫁になろうとする少女と友達の3人と、その母と友達の3人、そして花嫁の父候補である3人の男性、彼らが楽しくも真剣なドラマを織り成していく。少女は結婚を通して自分という存在を今一度見つめなおす事になる。

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最後は流行気味のファンタジー風だが、どこか一味異なる『スターダスト』。恋する子のために、禁忌とされた村を囲む壁を越えて世界へと旅立つ青年。彼はその冒険を通して大きく成長していく、というよくある話なのだが、最近の映像力を駆使した巨人やら不思議なモンスターなどは出てこない。流れ星が姿を変えた美しい女性や、空飛ぶ船を駆使する妙な趣味の海賊船長、王位継承を競う王子達と脱落した幽霊達、そして彼らを付け狙う3人の魔女など、個性的なキャラクター設定になっている。話としては王道的なストーリーではあるものの、何故かすっきりしていて後味のよい作品だった。ゴテゴテしたファンタジーに飽き気味の人にオススメ。

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