千歳空港から道央自動車道で札幌へと向かう。天候は生憎と強めの雨が降っていた。道中に混雑は殆どなく、慣れない車である事以外は順調に進んでいく。道路脇の牧場にはバッファローのようなものも見えた。道程は40km強で札幌北ICを降りて、国道231号を真っ直ぐ行くと、最初のホテルとなるガトー・キングダムがある。札幌の道路は碁盤目状で広い複数車線が多く、基本的には運転し易い。唯一はまりやすいのが右折レーンのない交差点だ。直進左折のみ青の信号もあるので、右折車がいると右側車線が完全に潰れてしまうので注意。
14時にはホテルにチェックインして出かける準備を始める。最初の目的地は円山動物園(距離20km弱)で、17時までなので急いで出発した。15時半には着いたのだが、客足もまばらなせいか閉め気味な雰囲気。印象に残ったのは屋内にいた大きなライオンやトラ。威嚇するかのように練り歩いていたのですごい迫力だった。他にもよく動くキリンやアシカ、かわいらしいビーバーやレッサーパンダなども見ていて面白かった。夕方に近い方がみな元気になるのかな。夕食は我夢主(がむず)というジンギスカンのお店。ラムやマトンがおいしいのは言うまでもないが、大きな機関車が食事を届けてくれるのが子供にはたまらないだろう。
2日目は8時に起床してホテルで朝食。10時半出発でノースサファリへ向かう(距離40km弱)。11時半から始まるペンギンのふれあいタイムに間に合うべく車を飛ばす。ナビの到着予想時間を10分早めて11時20分に到着。駐車場から入り口まで坂道な上に少し距離がある。息を切らして何とか間に合い、無事えさをあげる事が出来た。他にもビーバーの赤ちゃんと触れ合うショーやミンク対ヘビの競争なんてものもあった。敷地自体はそれほど広くないが、全体的にふれあいをテーマとしているようで、想像以上に楽しめた。うちの2歳児でもうさぎを抱っこしたりヤギや馬に餌あげたり。昼食は純連というラーメン屋さん。2時頃に行ったにも関わらず順番待ち。少々濃い目かもしれないが味噌ラーメンが絶品。
天気は良くも悪くもといったところなのだが、思ったよりも寒さが応えるので防寒対策という名目で千歳にあるアウトレット・モールへ向かう(距離60km弱)。名目通りのブルゾンや汚れてもいいものという建前でジーパンを購入w 夕食は近場の回転寿司クリッパーで済ます。茶碗蒸しやカニの味噌汁が甘いのが印象的。ホテルに戻れたのは23時だったので、宿泊者はフリーで入れるスパへと急いで向かう。スパには檜風呂や泡風呂、露天風呂などいろいろ揃っている。子供連れだったので、どの風呂も数十秒だったが、充分に温まることが出来た。明日は第二の目的地となる富良野。長距離移動へ向けてそろそろ寝る事にしよう。