ゼルダBoWクリア後からゲーム熱がにわかに強まり、ついにゲーミングPCを作ろうというところまで来た。昨年のマイニングブームでPCパーツはやたらあるので、特に買い足さなくても組めるレベル。こういう構成の場合はさすがにマイニングリグで組むのは不安定なので、検証用に購入したフルオープン可能なケースに構築。せっかくなのでGeforceのSLIブリッジも性能評価しておきたいので、GPUは2枚くらい刺しておく。ゲーム用途なのでCPUもi7を使って、ストレージもNVMeのSSDを使う。具体的には以下。
- ASUS Z170-PRO
- CPU Core i7-6700K (Skylake)
- Memory SDRAM DDR4 8GB x 2
- M.2 NVMe SSD 256GB
- GTX 1080 Super JetStream x 2
- CoolerMaster HAF XB EVO
- Corsair RM750x 80PLUS
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まともにPC組むのは半年振りくらいかな。CPUの電源ケーブル付け忘れたり、お約束のことを繰り返しながら組み上げる。BIOSが無事起動したので、Windows10を入れて、いつも通りの設定やアプリをインストール。基本的な準備が整ったところでマイニングの準備を進める。マイニング始めてから8ヶ月くらいが過ぎたけど、頑なにLinux機でやってきたので、Windowsでのマイニングは初めて。LinuxにはなくてWindowsで定評のあるNiceHash Minerを試してみたい。
とりあえずGeforceのドライバを入れる。NiceHash Minerをぐぐるとすぐにダウンロードサイトがわかったので、そこから落としてインストール。起動してみるとウォレットの設定を求められる。自分のローカルウォレットを設定するつもりだったけど、支払い単位が大分大きくなるようなのでNiceHashウォレットを使うことに。メアドとパスワードでアカウントを登録すると、すぐにBitcoinウォレットがもらえる。NiceHash Minerもそのアカウントでログインすると自動でさきほどのウォレットが設定される。良心的w
続いてマイニングリソースのベンチマークを促される。どうやらCPUマイニングも可能なようで、GPUだけでなくCPUも選択できる。CPU1個とGPU2個を選んでベンチマークを開始する。見ながら待つような進捗速度でなかったので、しばらく放置。30分後くらいに確認すると、ベンチマークが終わっていた。Startボタンを押すとすぐにマイニングが開始される。Mining Detailをクリックすると、どのアルゴリズムで掘ってるかわかる。CPUがCryptolightでGPUがLyra2rev2。ほうほう。
2枚のGPUはSLIブリッジを意識して2スロット間隔で刺したんだけど、PalitのJetStreamはほぼ3スロット厚でほとんど隙間がない状態。これでNiceHash Miner回すと内側が85度、外側が75度とかなり高め。うーん、PalitだとSLIブリッジ厳しいかなあ。3スロット間隔のSLIブリッジも売ってるけど、そうするにはマザーボードごと買い換えないといけなくなる。現時点ではベンチマーク目的だから、そこまでお金かける気にもなれない。とりあえず検証するまではスロット間を5スロット空けておこう。これで80度と75度に落ち着いた。
しばらくこの状態で掘り続けていたんだけど、よくよく考えたらGPUのPower Limit設定をまったく入れていないことに気が付いた。Windowsでもnvidia-smi使えるのかな。。。Linuxと違ってWindowsは様々なGPUツールがある。今回はPalit製だったので、純正のThunderMasterというツールを使う。2つのGPUを認識してくれているので、それぞれを選んで右側のOverClockボタンを押す。Power Limitが100%に設定されているので、hashrateの変化幅を見ながら60%に設定。
新製品 CORSAIR RM750x [750W/GOLD認証] CP-9020179-JP PC電源 奥行160mmの2018年モデル
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これでかなり熱は抑えられるようになり、どちらのGPUも70度前後まで下がった。うーん、数日くらい全力でマイニング回しちゃったのかな。電気代が気になる。。。ただ、このやり方だとゲームやるときもこの制限かかっちゃうので、ちょっと悩ましい。アプリごとにGPUの利用上限を設定できればいいのに。ついでに優先度も設定して、ゲームを始めたら自動でマイニングリソースを収縮してくれたら嬉しい。ゲームだけでなく、動画のキャプチャもやってみたいし。まだまだ調べることは多そうだ。