Category Archives: media

録画サーバ構築 PX-Q3PE + Mirakurun 導入編

いい加減手離れかなあと思っていた録画サーバ。他にも作りたいものはいっぱいあるのに、何故かもやもやがやまず、ついつい触ってしまう。大抵は頭の中で改善される環境がぼんやり思い浮かんでいるのに、それを具体化できていなかったりするから。という訳で、きちんと頭の中の課題を整理してみる。PX-Q3PEはドライバの関係でCentOS6系に限定されるが、我が家では物理OSにCentOS7を使いたい。しかし、PX-Q3PEとKVM上で使うとI/O時にノイズが入ってしまう。どうすればよいか。... 続きを読む

SONY トールボーイ スピーカー SS-CS3 購入

以前からリビングのスピーカーを見直したいと思っていた。現在使っているスピーカーは、10年前に買ったONKYOのD-152E。それからハイレゾだのなんだのと言われて、ソースなんて何も持ってないけど対応させたいなあと。あとは配置の問題。ブックシェルフタイプなので同じテレビボード上に置いてある。リビングから使う分には何の問題ないのだが、リビング左側に位置するダイニングからテレビを見る場合はテレビを傾ける必要があり、ちょうど左側のスピーカーが邪魔になってしまうのだ。今のテレビはリモコン受光部もスピーカーの陰に隠れてしまうので操作も不便になる。... 続きを読む

録画サーバ構築 epgrec UNA トランスコード設定

仮想サーバをやめて、やっと安定的な録画体制が築けた。長らく先送りとなっていた、録画後処理の自動化を進めていく。録画し終わったデータはTSファイルとして記録される。これを保管および視聴しやすいデータに自動で作り変えたい。検証してきた処理はCPUのハードウェアエンコードを使ったQSVエンコードとcomskipを使ったCMチャプター処理。また、カーナビ用の動画データもついでに自動生成するが、こちらは更に小さいデータでよいのと、うちのカーナビがチャプターあると正しく動作しないのでチャプターなしで生成する。後処理としては以下のような流れを想定している。... 続きを読む

録画サーバ構築 PX-Q3PE ノイズ対策完結編

気が付けば本当に1年以上もの間、録画サーバの構築に時間を割いてきた。他にもやりたいことが多い中で、これだけ時間かけるのどうなんだろうと思いつつ。その中でも最も時間を使っているのが、録画データのブロックノイズ対策。今までも筐体変えたり、受信感度調整したり、BIOS設定を網羅的に試したり、あらゆる可能性を調べてきた。中でもストレージのノイズに対する影響は大きく、別サーバにあるGlusterFSに書き出す形を取ることで、かなりノイズを減らすことができた。一見、ほぼノイズはないくらいなんだけど、それでも1時間くらい見ていると数回ブロックノイズが発生してしまう。... 続きを読む

SONY ミラーレス一眼 α6500 購入

もともと軽量モデルのNikonのD40を使っていたが、それでも利用頻度が低めだったことからPanasonicのDMC-G7に買い替え。軽量化の効果は絶大で利用頻度は大きく改善したが、軽量化に伴う犠牲は小さくなかった。カメラの重量を左右するイメージセンサーのサイズを妥協した訳なんだけど、過去のD40写真とDMC-G7写真を見比べると、その差は歴然。嫌なところに目が行くと、子供撮影時のシャッタースピードにも不満が出てくる。一方で写真も動画も含め、どんなときでもカメラ1台でいけるという便利さから、一層の守備範囲の拡大を望むようになり、夜間の撮影能力や更なるズーム、安定的な手振れ補正が欲しくなってしまった。... 続きを読む

録画サーバ構築 comskip で CMスキップ

録画サーバ構築に関連する要素技術も大分押さえられてきた。あとはCM処理をどうするか検討する。市販のレコーダーになるべく機能を寄せるには、やはりCM前後にチャプターを入れたい。録画ファイルのCM位置を検出するコマンドとしてcomskipというものがあるようだ。このコマンドはLinuxにも移植されていて、CentOS7ならnux-dextopリポジトリからyum installできる。ただし、ffmpegが2系でないとインストール出来ないので注意。あとで使うことになるMP4Boxもインストールしておく。以下の通り。... 続きを読む

4K+HDR 対応テレビ KJ-43X8300D レビュー

念願の4kテレビを購入してから数週間が経過したので、その使用感をまとめてみる。主な用途はPCのモニターとyoutubeやkodiを使った動画視聴。やはりリアルタイムの放送波はあまり見ることがなさそう。一番の変化はyoutubeをよく見るようになったこと。特にゲームのプレイ動画を見るのが楽しい。もともとゲームセンターCXで他人のプレイを楽しむ下地は出来ていたのだが、youtubeで達人たちのプレイを見るのが、こんなに楽しいとは。ひっさびさにゲーム目的でゲーム機が欲しくなったw4kテレビを生かすにはそれこそPS4 Proが1番相性いいはずで当然探してはいるんだけど、今は売り手市場過ぎて買う気がしない。早く落ち着いて普通に買える時代になって欲しいですね。。。一時凌ぎでslimの方を買おうか迷ってるほど。... 続きを読む

録画サーバ構築 CentOS+VirtFS ゲストOS編

PX-Q3PEを使った録画サーバで1番の問題はdisk I/Oという考えに至りつつある。BSはわりときれいに録画できるんだが、地上波の方はdisk I/Oがノイズに影響している可能性が高い。録画領域をGlusterFSのSATAディスクから、OS領域に使っているM.2のSSD領域に移動させることを検討。ホストOSとゲストOSで、それほど大きくないSSDを切り刻むのは出来れば避けたい。ホストOSのファイルシステムをゲストOSに解放するため、VirtFSの設定を行うことにした。前回、ホストOS側の設定が終わったので、今回はゲストOS側の設定を進めていく。... 続きを読む

4K+HDR 対応テレビ KJ-43X8300D 購入

事の発端は寝室のレイアウト改善から。寝室には27インチのPCディスプレイだけでなく、37インチのテレビも置いてある。そのため、作業用のデスクとは別に収納を兼ねるテレビボードがあり、それが寝室を窮屈なものにしていた。そもそも寝室で地上波やBS放送なんか見ておらず、本当にテレビである必要があるのだろうかという疑問も。この2つのモニターを統合することでテレビボードをなくして、スペース効率を改善したいと考えていた。モニターの統合方法は、PCディスプレイをテレビと兼務させるか、テレビをPCディスプレイとしても使うかの2択となる。... 続きを読む

録画サーバ構築 CentOS+VirtFS ホストOS編

SH170R8+PX-Q3PEの構成で大分安定的な録画環境が構築できてきた。録画品質の1番の敵はどうやらディスクI/Oの衝突。特にSATAだと顕著なのでSSDが望ましい。なるべくディスクI/Oを減らしたいところだが、PX-Q3PEがCentOS6限定、QSVがCentOS7.2推奨となっているため、録画サーバからエンコードサーバに録画データを引き渡す必要がある。以前はこれをGlusterFS上でやり取りしていたのだが、GlusterFSはSATAで組んでいるのでノイズが入ってしまう。録画先のデバイスは容量をやりくりしてローカルのSSDを割り当てたい。... 続きを読む

録画サーバ構築 SH170R8+PX-Q3PE ノイズ対策編

もともとのSH170R8の位置付けはサーバ用途で購入したZBOX CI520+外付けディスクアレイと録画サーバ用途として購入したSH67H3を統合する事。GlusterFSとしての動作は特に問題なかったが、PX-Q3PEでの録画には何故かノイズが多かったので、SH67H3での運用に切り戻していた。そのときはCentOS7をkernel4系に上げていたので、それが原因かもと考えた。最近やっと、SH170R8でもCentOS7.2の標準kernelで構築できるようになったので、再び録画サーバとしての機能を移植してみる。... 続きを読む

10年振り?の映画館 キング・オブ・エジプト 感想

子供が出来ると、すっかり映画とは無縁の生活になってしまう。嫁を置いて1人で映画なんて見ようものなら、どうなることやら。小さい子がいるとツタヤのレンタルすら億劫になってきて、CSやらWOWOWやらを開通させたんだよね。映画代やレンタル代で月額料金は賄えるし、ってことで。子供が2〜3歳になるとテレビを見たがるから、喜ぶ顔見たくてツタヤに連れて行ったり、ディズニーの映画を見に行き始めたりする。こうなってくるとCSやWOWOWの月額に当てる原資はどこに・・・という疑問が生まれるが気付かなかったことにする。... 続きを読む

録画サーバ構築 QSVエンコード Skylake+Linux編

今更ながらshuttleのSH170R8機でCentOS7.2の標準インストールに成功したので、skylake CPUでのQSV検証を進める。skylakeに対応したMedia Server Studio 2017がIntelより数ヶ月前にリリース済み。今回のMSSはCentOS7.2のkernelを推奨しているので、このディストリビューションであればインストールは容易。DLしたMSSを以下のようにインストールして再起動。... 続きを読む

PCでも閲覧可能! dマガジン レビュー

スマホは使い始めてもう何年も経つんだけど、タブレットを購入したのは数年振り。電子書籍での利用を想定して買ったので、まずはキングダムを全巻買って読破した。手持ちのコミックを読まない理由は棚から何冊も持ち出すのが億劫だからで、電子化すれば繰り返し読む機会も増えるのではないかと考えたためだ。しかし、実際には何度も読むということはしていない。1番の問題点はkindleが外部SDカードに対応していないこと。知らずに内部メモリが小さいタブレットを買ってしまったため、全巻入れっぱなしで持ち歩くみたいなことが出来なかった。... 続きを読む

録画サーバ構築 Skylake+CentOS 再検証編

初めて購入したSkylake機にCentOSがインストールができず、それ以降インストールできないものと思い込んでいたが、CentOS6は普通にインストールできたよというありがたいコメントを頂いた。確認したのはCentOS7インストーラの起動失敗だけだったので、問題の特定も含めていろいろ検証し直す事に。以前、インストールに失敗した筐体はshuttleのSh170R8で、既に2台目も購入してある。1台目も2台目も同じサービスが提供できるように作ってあるが、一応マスターは1号機なので、新規に購入した方の2号機で検証を進める。... 続きを読む

録画サーバ構築 PX-Q3PE 故障対応編

夏に2台目のPX-Q3PEを購入したところ、1台目のBS受信感度に異常がある可能性に気が付いた。全く同じ放送経路にも関わらず、新PX-Q3PEの方はBSの受信感度が強過ぎるのに対し、旧PX-Q3PEの受信感度は明らかに弱い。そもそもの異常に気付いたのは、ちょうどテレビの契約をフレッツ・テレビからドコモ光テレビオプションに切り替えた頃なので5月頃まで遡る。旧PX-Q3PEを購入したのは去年末頃だったので、半年ほどで異常が起き始めた計算だ。当初は、疑うことなく切り替えの影響と考えていた。... 続きを読む

ミラーレス一眼カメラ DMC-G7H のアクセサリー

すっかりお気に入りになったミラーレス一眼のDMC-G7。この夏も忘れずにあちこちに持っていって撮影しまくった。4k動画も撮れてしまうので、環境的に許される限りはこのカメラを使ってしまった結果、ビデオカメラの出番がかなり減った。多くのシーンはこういうカメラ1つで事足りてしまうんだな、と改めて実感した。ビデオカメラを必要としたのは、プールや水辺で防水ビデオカメラを使ったのと、夜間の動画撮影くらい。その辺りもカバー出来るなら、もう少し高価なカメラを買ってみてもいいかなあ。ソニーとかの方が夜は強そうだし。と、カメラへの興味が大きくなりつつあるが、今回はこのカメラ用に購入したアクセサリーをまとめておく。... 続きを読む

録画サーバ構築 Skylake+CentOS 断念編

後日、異なる事実が発覚したのでこちらを参照下さい(2016年10月追記)

結論から言うとSkylake機sh170r8でのCentOS録画サーバ運用は断念しました。あくまでSkylake+CentOS+PX-Q3PEを諦めただけで、Skylake+Win10+PX-Q3PEやSkylake+CentOS自体の運用は問題ない。Skylake機から録画サーバ機能は外したけど、GlusterFSを中心としたファイルサーバとして今後も利用していく予定。前回、録画サーバを作りあげてから一見まともに動いていそうだったので、実はPX-Q3PEを買い増した。念願の2台体制。作業効率上がった事も嬉しいんだけど、両ボードの差異を検証できるようになった事が大きい。そこで気付いたのが2つのボードでBSの受信感度に大きな違いがあることだった。... 続きを読む

録画サーバ構築 Skylake+CentOS 検証編

後日、問題が発覚したのでこちらを参照下さい(2016年8月追記)

Skylake機でLinuxを動かすにはkernel4系を使う必要がある。PX-Q3PEを利用するには必然的にKVMにデバイスパススルーするくらいの方法しかない。kernel4系でもデバイスパススルーが問題なく使えるかどうかを試してみる。前回、CentOS7.2をベースにkernel4.6を導入して無事Skylake機を起動させる事ができた。ただし、2回ほど不可解なネットワーク障害(OSからNICが見えなくなる)があった。いずれも再起動ですぐに直ったが詳細は未調査。ちょうどこの頃にkernel4.7がリリースされたので、試しにインストールしてみたが、残念ながら起動中にエラってしまった。このリリースはネットワーク周りの改善もあるらしいので、また時間のあるときに挑戦してみたい。... 続きを読む

録画サーバ構築 Skylake+CentOS 構築編

前回sh170r8でPX-Q3PEを使う筐体を組み上げた。今回はこのskylake機にCentOS7をインストールする。通常のCentOS7はskylakeに対応していないので、Kernel4系に変更したCentOSを用意する。kickstartでのCentOS7インストールをやるだけやってみたが、anacondaの起動途中でハングってしまった。kernel4系の動作検証機としてZotac AD11を使用する。このサーバには既にCentOS7.2がインストール済み。このkernelをまずは4系に変更してみる。kernel4系の最新は4.6。手順は以下。... 続きを読む