前回、ethereum掘ってみてGeForceもGTX1080だけではダメだとわかった。プロセス回してるだけで儲かることも充分わかったので、GPUを一気に水平拡張してみる。標準的なマザーボードの場合、PCIeポートは多くても7個なので、GPU6台まで増やしてみる。残りの1個はチューナーボードに使うからねw そして現在使っている電源ユニットはCorsairのRM1000xなので、全てGTX1080で動かすほどの電源容量はない。既に稼働中のZotac GTX1080 2台と合わせても余裕が出るよう、残りはGTX1070にする。既存の検証機でも2GPUは動かせるのでGTX1070を6台調達する。
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今のご時世、多くのGPUを安くで調達するのはなかなか至難の技。ヤフオクやメルカリに出てくる中古品も人気があって、なかなか手に入れにくい。そんな中、もともと気になっていたPalit製のGPUがドスパラでポイントバックキャンペーンを実施していた。ありがたいことにGTX1070のJetStreamの値引きまで。中古品に比べると少し高価なんだけど、1年間の製品保証が付くとなれば、それほど気にはならない。今までのGPUと違って24時間フル稼働させる訳だから、何が起きるかわかったもんじゃないし。
マイニングリグもいろいろ迷ったんだけど、国産のアユート製PM-MINING-Fを購入。マイニングだけを考えればメタルラックで安く済ますという考えの方も多いようだけど、自分の場合は頻繁にメンテするので、作業効率の高いリグを構築しておきたい。そして問題のマザーボード。検証用に購入したASUS ROG STRIX Z270Fだと、QSV用のパッチを当てたkernel4.4が起動してくれない。過去に実績のあるh170チップやZ170チップなら起動するかもしれないので、Z170で希望に叶うマザーボードを探す。
一般的にリグはポート数や電源容量的にGPU6個くらいに収まるので、PCIeポートも6個あれば充分。この構成であれば、人気のASUS Z170-PRO Gamingでいけるはず。自分の場合は、これに加えてチューナーボード用にもう1つPCIeポートが欲しいため探すのに苦労した。放浪した挙句、それもドスパラで見つけることができた。ドスパラの製品選別眼に惚れそう。普通の人には必要ないと思うけど、一応言っておくとASUSのZ170-PROという(Gamingの付かない)マザーボード。QSVと同居させるなら唯一無二の存在。しかもドスパラならピン折れも保証で対応してくれる。男前w
CPUはLinuxでQSVがぎりぎりサポートされているSkylakeのCore i3。メモリはDDR4の16GB。KVMとかhadoop動かしたりするので。ストレージはNVMeのM.2 SSD 256GB。適当に動かすクローラーとかが意外とDBを大きくしたりするのでw あと、SATAポートに繋げるストレージが制限受けたりするが嫌なので、SATA接続ではなくNVMe接続を選択した。SATAポートにも8TBのSATAディスクを4台接続する。これらのSATAディスクは3.5インチHDD BOX(二式 FHC-358)に2台ずつ入れて、スタックさせた上でリグに収める。これで録画サーバ兼マイニングリグの完成だ。
サイズ 虎徹 MarkII SCKTT-2000 サイズオリジナル設計 サイドフロー型 CPUクーラー
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CPUは録画時でも40〜50%くらいなんだけど、QSVが動作するとCPU使用率とは関係なく、かなり熱を持つのでCPUクーラーも評判のよさそうなものに変えた。あんまり詳しくないんだけど、サイズ 虎徹 MarkII SCKTT-2000というものにした。個別にCPUクーラーなんて買うの初めてで、まさかこんなに大きいと思わなかったんだけどねw ともあれ、GPUフレームの下にぴったり収まるサイズで一安心。GPUたちが重過ぎてフレームが傾いてしまうので、CPUクーラーがちょうどよい支えになってくれた。よかったよかったw 起動確認までしたところで今回は終了。次回はCentOS7を入れてみます。