素のMAAS環境を構築し、サーバたちをAMT対応をさせて、本格的にMAASによる自動デプロイの下準備が整った。ここからはMAAS側に細かい設定を加えて、サーバたちが意図した環境にセットアップされるよう整備していく。WebUIが充実しているので、何となくWebから何でも出来てしまいそうな気がするが、意外と出来ないこともあったりする。WebUI以上にCLIが充実しているので、細かい部分はコマンドを併用して設定する形になる。まずは、WebUIで設定できるものから変更してみる。 ... 続きを読む
Tag Archives: lxc
Ubuntu MAAS 環境構築 インストール編
今まではkickstart+chefでCentOSを自動構築していた。grubからkickstart処理を呼び出せるようにして、リモートからの再構築も出来ていた。特に不便はなかったんだけど、せっかくUbuntu移行するのに、同じような環境にするのはちょっとイマイチ。一応、preseedによる構築は試してはみたけど。構成管理にかける労力がバカバカしくもあり、chefの守備範囲をぎりぎりまで小さくしたいという願望もある。そもそもchefもやめるつもりだし。そこで以前から気になっていたMAASを試してみることにした。... 続きを読む
LXD による GPU 共有 CentOSコンテナ編
前回、Ubuntuホスト上でLXDで構築したコンテナとのGPU共有に成功した。今回はUbuntuホスト上にLXDでCentOSコンテナを作成し、そのコンテナとGPU共有を試みる。うまくいけばUbuntuホスト、Ubuntuコンテナ、CentOSコンテナの3者で自由にGPUを利用することができる。これがうまくいけばGPUを利用するソフトウェアをrpmパッケージだろうが、debパッケージだろうが利用可能ということになる。ソースからコンパイルすれば、どちらのディストリビューションでも使えるんだけど、構成管理を考えるとパッケージ使えた方が楽だからね。... 続きを読む
LXD による GPU 共有 Ubuntuコンテナ編
何がしたいかというとホストOSが持つGPUをコンテナと共有するということ。この任意のリソースを共有できるというのが、コンテナの素晴らしいところ。KVMだと排他的にリソースを管理してしまうため、同じGPUをUbuntuとCentOSで共有なんて事は出来ないのだが、コンテナであれば同じリソースをホストOSと複数のコンテナで共有できてしまう。現在のホストOSはUbuntuなんだけど、Ubuntuコンテナは言うまでもなく、おそらくCentOSコンテナとも共有できる可能性がある。コンテナの特徴を生かすべく両OSでのGPU共有を成功させたい。... 続きを読む
録画サーバ構築 epgrec UNA+mirakurun環境 mirakurun準備編
2台のサーバに2台のPT3で運用する構成を考える。主目的は冗長化でどちらのサーバでも2並列までは録画できるようにする。また、通常運用時は2台のPT3で4並列まで録画できるようにするのが理想だ。ネットワーク越しに2つのPT3を透過的に扱いたいので、チューナーを抽象化してくれるmirakurunはどうしても導入したい。バックエンドがmirakurunだとすると、普通に考えれば録画管理もchinachuに任すのが順当。実際にchinachuも使ってみたんだけど、UI的にはepgrec UNAの方がわかりやすいような。... 続きを読む
録画サーバ構築 PT3 Rev.A @ LXC
今まで仮想サーバ上で動かそうとしていた録画サーバ。チューナーカードをCentOS7でも問題なく動作するPT3に変更したので、今回はCentOS7上のLXCコンテナとして録画サーバを構築する。コンテナの方がストレージ周りをホストOSと共有しやすく、性能的なオーバーヘッドも少ないのでKVMより扱いやすい。ホストOS上そのものに録画サーバを構築してしまうと、自宅インフラが硬直的になってしまうので避けておく。また、ドライバの関係でノードを分けていたチューナーサーバとエンコードサーバも1つのノードとして統合する。... 続きを読む
GMOクラウドALTUS lxcの利用
前回、GMOクラウドにてcentos6もcentos7も作れるようになったので、今度はその仮想サーバ上でlxcが使えるか検証してみた。rpmでinstallしてlxcコンテナを作成、問題は外部との通信が行えるかどうかだ。GMOクラウドでは、申請すればホストと同じセグメントのprivate IPをもらう事ができる。理想は追加したIPをブリッジ接続した内部コンテナにアサインして外部と通信させる事。... 続きを読む
コンテナ 比較 docker vs lxc
10年振りに新サーバを買ったので、自宅環境の設計を検討する。chefに代表される構成管理ツールの充実でゼロからの再構築が容易になった。その一方で物理サーバやKVM等の仮想サーバだと再構築の検証が重い。それ以外にも個人用途の貧弱なサーバの場合、KVMによるリソースの分断は管理的に面倒だったり、ノード数の制限が付きまとってしまう。... 続きを読む